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2024/11/15 教育活動

特別講演会(Japanese Baseball Players Trying to Make It Overseas)を実施しました!

10月11日(金)の放課後、特別講演会(Japanese Baseball Players Trying to Make It Overseas)を実施しました。講師として、日米野球に詳しい作家でジャーナリスト(日米比較文化論)のMr. Robert Whiting氏とアジア人初のメジャーリーガーの村上雅則氏をお迎えいたしました。講演は、国際理解教育の一環として、英語で行われました。

Mr. Robert Whiting氏には、日米の野球文化の相違点と、メジャーリーグで活躍する日本人選手の系譜について語っていただきました。野茂英雄さん、松井秀喜さん、イチローさん、大谷翔平選手らの活躍についても具体例を交えながら話していただきました。

村上さんは、単身アメリカに飛び込んだご自身の体験談から気づいたこと・思ったことを、生徒たちに伝えてくださいました。海外では、自分から周りに話しかけて、積極的にコミュニケーションをとることが大切と強調されていました。

 

【講演後の国立高校の生徒の感想】

・村上氏が英語で何度もおっしゃっていた「海外に行くなら現地の人と話しなさい。なんでもいいから話せば相手は理解してくれるはず。恥ずかしがるな。」という言葉は特に心に刺さった。無理に完璧を目指そうとするのではなく、まずは伝えることを重視したいと思った。

・メジャーリーグに行こうと思われた理由が、アメリカに行くためとおっしゃっていたことを聞いて、驚きましたが、同時に自分らしく人生の進むべき方向を決めていて、羨ましく思いました。メジャーリーグ第一人者やジャーナリストという大きなものがある人の言葉はやはり重みが違うなとも感じました。

 

今回の講演会は、生徒たちにとって大変有意義な時間となったようです。質疑応答も大部分が英語で行われ、語学力や思考力、そして発信力が高まるのはもちろん、それぞれの人生の目的を深く考える時間ともなりました。今後もこういった学校行事を計画し、未来溢れる国高生に幅広い選択肢を提示して、生徒一人ひとりの進路実現の後押しができるように応援していきます。

(当日の講演会の様子が、10月12日(土)の読売新聞に掲載されました。)

<当日の写真は一部修正しています>

日米野球5

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日米野球4

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