卒業生紹介

72期卒業生

就職活動を振り返って

東京東信用金庫 關 彩乃

(2021年3月卒業/江東区立大島西中学校出身)

 私は就職をしたいと思い、江東商業を選びました。たくさんの検定に積極的に取り組み、定期テストでも良い点数をキープできるように毎日コツコツと勉強をしました。その努力によって、検定でも定期テストでも良い結果を残すことができたので、就職活動を有利に進めることができました。本格的に進路のことを考えだしたのは3年生の頃でした。母が金融関係の仕事をしていますので、そんな母の姿を見て金融関係の仕事に就こうと決めました。
就職活動は大変なことがたくさんありました。履歴書を書くときには長さを測って一文字ずつ丁寧に書きました。一文字でも間違えたら全てやり直しになるので集中して取り組みました。面接練習では、自分の思った通りの返答ができなくて悔しい思いをしました。
 しかし、先生方にたくさんのアドバイスを頂いて、練習を重ねていくうちに自信がついてきました。たくさんつまずくことがありましたが、先生方や友達の支えがあったおかげで乗り越えることができました。無事内定をいただけたのでうれしかったです。
 1年生のうちから良い成績を取ることで、進路活動を有利に進めることができます。頑張ることはとても大切なことです。学校生活を大切にし、日頃からしっかり学習し、さらにたくさんの検定に挑戦していくように頑張ってください。ときにつまずくことがあっても、先生方や友達は強い支えになってくれます。辛い時は一人で抱え込まず、周りの人を頼ってください。江東商業での3年間を充実したものにしてください。

進路活動を通して

日本大学 経済学部 緒方 花鈴

(2021年3月卒業/江東区立亀戸中学校出身)

 高校生活で私が最も意識したことは、常に卒業後の進路を考えて行動することです。なかでも検定に力を入れて取り組みました。私は、必ず合格するという強い意志を持ち結果に繋げてきました。江東商業高校では、全員受験のものもあり、挑戦するきっかけになります。検定を通して、資格の取得は日々の勉強のモチベーションになると感じました。また、少しでも調査書の内容をよくするために遅刻・欠席・早退をしないように心がけ、定期考査の結果にもこだわってきました。また、部活動とアルバイトも行い両立に努めてきました。部活動は、初心者ながらバレーボール部に所属しました。時には、大会と定期考査が近く大変なこともありました。しかし、仲間の存在が支えになり、この経験は大きな財産になると同時に面接時の強みになります。このように、日々の努力の積み重ねによって進路活動を有利に進めることが出来ました。
 一方で、選択を誤ったこともありました。それは、オープンキャンパスへの参加時期が遅かったことです。二年生までは就職を考えていたため、本格的に進学を意識するようになったのは三年生になってからでした。今年は新型コロナウイルスの影響もあり、多くの大学でオープンキャンパスが中止されました。いつ何が起こるか分からないということからも少しでも進学に興味があれば、二年生の夏休みまでに見学に行くと良いと思います。早い段階から行動することで、準備に時間をかけることができ、希望の進路を実現する可能性が高まると思います。辛い時には、先生方や仲間が強い味方になってくれます。私も含めた先輩達も皆さんを応援しています。

71期卒業生

就職活動を振り返って

大日本印刷株式会社 掘 絢音

(2020年3月卒業/江戸川区立瑞江中学校出身)

 私は、社会で役に立つ資格を多く取得したいと思い、検定合格実績の高い江東商業高校に入学を決めました。入学後は、無欠席、無遅刻、無早退を目指しながら毎日学校に通いました。授業にも一生懸命取り組み、検定を積極的に受けるようにしていました。授業で分からない点は、質問し、先生方が優しくわかるまで教えてくださったので、とても心強かったです。そのおかげで、定期テスト、検定では良い結果を残すことが出来ました。結果が伴い、就職活動では有利に進めることが出来ました。三年生になって、本格的に就職活動が始まり、たくさんの困難につまづきました。
 面接練習では、思った通りの返答が出来なかったり、志望動機をうまくまとめたりすることができませんでした。しかし、多くの先生方が面接練習を何回も行ってくれたり、志望動機のアドバイスやアイデアをくれたりと私を支えてくださったので困難を乗り越えることができました。そして、希望の会社から内定をいただくことができ、本当に嬉しかったです。先生方にも恵まれ、江東商業に入学して良かったなと思います。江東商業には本当に良い先生がたくさんいるので、きっと充実した3年間を送ることができると思います。あなたの3年間が良いものになることを願っています。

進路活動を通して

法政大学 経済学部 木村 達也

(2020年3月卒業/江戸川区上一色中学校出身)

 私が進路活動を通して一番意識したことは、先々を見据えて行動することです。特に、検定を受験する際は、申込日を見落とさないようにかなりの頻度で教室の掲示板などを確認しました。また、少しでも調査書の内容をよくするために、遅刻・欠席・早退をしないことを心がけ、テストの結果にもこだわって学校生活を送ることを意識しました。また、このような検定やテストを頑張るだけでなく、ボランティア活動や都立高校防災サミットへ参加しました。これらの活動に参加することで、普段は味わえないような体験ができ、良い刺激を受けます。そして、何よりも面接での強みになると思います。私自身、面接ではあまり触れられませんでしたが、他の大学を受けた友達は、ボランティア活動への参加を問われ、何かに参加しておけばよかったと言っていました。時間を見つけてボランティア活動に参加すべきだと私は思います。
 一方で、私は進路活動をする中で選択を誤った場面もありました。それは、オープンキャンパスへの参加が少し遅かったことです。第一志望の大学を3年生の夏休み前に変えて、そこから初めてその大学に行きました。少しでも行く可能性があるところには、前もって一度は行くべきだと痛感しました。だからこそ、みなさんにはこのようなことはしないように注意してほしいと思っています。
 みなさんの進路活動において少しでも役に立てば幸いです。大変なこともあると思いますが、頑張って乗り越えてください。応援しています。

駒澤大学 経済学部 千葉 麻美

(2020年3月卒業/江戸川区立葛西第二中学校出身)

 私が江東商業に入学した理由は簿記やビジネス系の授業を学びたかったからです。何も知識のないまま簿記の勉強することはとても大変でしたが、放課後友達と学校に残って勉強し、検定や試験を一緒に乗り越えたのは良い思い出となっています。
 高校卒業後は、経済について詳しくなりたいと思い、大学の経済学部に入学しました。大学では江東商業で学んだことの応用や、今まで知らなかったことを学ぶことができています。1・2年生の頃はコロナ禍という事もありなかなか対面で授業を受けることが出来ませんでした。そのため、初めて受けるマクロ経済やミクロ経済の授業をオンラインで受けるのはとても大変でついていくのに必死でしたが、テレビを見ていて政府が行っている経済政策や景気変動などが分かるようになってきたときはとても嬉しかったです。
 3年生になってからは金融についてより深く学ぶため、金融関係の授業を多く選択しています。また、高校生の頃に力を注いでいた全商簿記検定のさらに上を目指し、今は日商簿記の資格取得できるように勉強しています。
 大学では自分の専門以外の授業も選択することが出来るため経済学だけではなく、心理学や論理学など普段はあまり触れることが少ない他学部の授業も選択し学ぶことが出来ています。

日本女子体育大学 体育学部 平川 瑚晴

(2020年3月卒業/江戸川区立葛西第三中学校出身)

 私が江東商業に入学した理由は、バスケットボール部に入部したかったからです。中学3年生の夏休みに部活動体験に行った際、とても良くしてもらいました。この先生の元でバスケをしたいと思い、江東商業を受検しました。在学中は、もちろん資格取得の為の勉強も頑張りましたが、1番力を入れたのは部活動です。東京都ベスト16という目標を掲げ、日々仲間と辛い練習を沢山乗越えてきたことが一番の思い出です。ベスト16にはあと一歩のところで届きませんでしたが、大切な仲間に出逢えました。高校卒業後は日本女子体育大学に進学し、中学生の時からの夢である「中学校の体育の先生」になるべく、教員免許の取得を目指しています。現在は大学3年生になり、様々なスポーツの中から自分が学びたいスポーツを選択し、そのスポーツについてのルールを詳しく学んだり、歴史に触れたりしています。他にも、来年の教育実習の学習指導案の作成に向け、保健や体育の授業で何を教えるか、授業評価の仕方はどう行うのか、学習指導案の内容について詳しく触れ、本格的に教員になるべく、日々勉強に励んでいます。
 自分の力で楽しく明るく学校生活を送ることができます。頑張ってください!