ローイング部 フランス研修に参加しました
2024/05/27
ローイング部が1月にフランス共和国、パリ市にて研修に参加しました。
本校からは生徒4名と教員1名が参加し、パリでは現地の生徒と、スポーツを通じて交流を行いました。
国によっては学校に「部活動」そのものがなく、個人で地域のクラブに加入してスポーツをします。フランスをはじめ、ヨーロッパ諸国では地域の中でスポーツをすることが主流で、さまざまな年代(小学生~高校生)が一緒になってスポーツをします。日本の学校の部活動とは、大きく違う様子でした。
「スポーツ」という共通言語を用いて、現地の生徒とコミュニケーションをとれたことは、非常に貴重な経験になりました。
以下、研修の様子です。ご覧下さい。
1日目
早朝、羽田空港に集合し結団式を行う。その後エールフランスの飛行機にて、フランス、シャルルドゴール空港に向かう。
時差もあるので、現地到着は夕方。ホテルに到着後、夕食。
ご飯からパン生活に変わり、海外にきたことを実感する。
2日目 現地校訪問
AM
学校を訪問する。スポーツを専門に学べる高校で、午前中授業を受けたら、午後は個人で選択した種目の練習をするプログラム。
バスケットボール、バドミントン、卓球で交流。交流後はお互いに英語で意見交換を行った。
PM
中学生とバスケットボールで交流する。言葉が通じなくても、ジェスチャーでコミュニケーションをとる。
3日目 INSEP訪問
INSEP(インセップ)は国立スポーツ体育研究所で、フランス中のトップアスリートが集まってトレーニングをする拠点。(日本にも赤羽に似たような施設があります)
近代五種(陸上・水泳・馬術・射撃・フェンシング)のトップアスリートと交流した。質問の中で、試合前のメンタルについて話を聞いたりする機会を得た。
(施設内の様子は、機密保持のため撮影不可でした)
4日目 市内文化施設の視察
現代美術のポンピドゥー・センターを訪問。
(19世紀までの美術品を所蔵するのが、モナリザで有名なルーブル美術館。落穂拾いなど19世紀の美術品を専門に所蔵するのがオルセー美術館。それ以降の美術品はポンピドゥー・センター。)
その他、市内の見学を行う。
セーヌ川 パリ市庁舎
凱旋門前にて
夜、シャルルドゴール空港を出発。
5日目
時差の関係で、出国してから5日後の夜帰国。
研修の成果報告として、校内で発表を行いました。
海外のスポーツ環境と私たちのスポーツ環境を比較すると、必ずしも海外の方が優れているのではなく私たちも十分恵まれた環境にあると学習しました。例えば、部活動として多くの生徒に多様なスポーツを経験することが提供されています。日々の練習ができることに感謝しながら今後も活動したいと考えました。