校章

東京都立北園高等学校

学校からのメッセージ

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校長あいさつ

東京都立北園高等学校長  佐藤 文泰

 本校は、昭和3年に府立第九中学校として創立され、その後、昭和23年の学制改革、昭和25年の校名変更により、現校名の都立北園高等学校となった、開校以来90年を超える歴史と伝統のある全日制普通科高等学校です。

 「自由と責任を重んじ自立の精神に充ちた、個性豊かな人間を育成する。」という教育目標に基づき、特色ある教育活動を通じて、「地球的視野で物事を考え、行動できる、知・徳・体のバランスのとれた良識あるリーダー」を育成します。生徒たちは自由闊達な雰囲気のもと、日々切磋琢磨しながら充実した学校生活を送っており、学業はもちろん、学校行事、部活動や生徒会・委員会活動等の課外活動にも精一杯取り組むことで、文武両道と自己実現を目指しています。本校の卒業生は、政治や経済、文化・芸術、教育など社会の様々な分野で幅広く活躍をしています。全科目履修型の特色ある教育課程に基づくきめ細かい学習指導と丁寧な進学指導を推進することで、国公立大学や難関私立大学への進学実績を積み重ね、東京都教育委員会から「進学指導推進校」の指定も受けており、生徒の志を実現することのできる学校として教育活動を行っています。

 加入率が高く盛んな運動部・文化部の活動を通して、克己心や集中力、心の豊かさを育んでいます。また、「柊祭」(文化祭)や体育祭などの学校行事、長野県伊那市等と連携した森林保全合宿を中心とする北園信州プロジェクトなどのキャリア教育をはじめ、特色ある教育活動も充実しており、どんなことにも意欲をもってチャレンジし、授業や部活動、学校行事の企画・運営を通して、大学合格だけではなく、大学に入ってから、さらには社会に出てから力を発揮できる豊かな感性と真に生きる力を培い、社会の変化に対応できる多様な見方・考え方、課題を発見し解決できる力、表現力、コミュニケーション力を高め、豊かな人生を送ることのできる知性と教養を身に付けていきます。

 また、独・仏・中・露語の第二外国語の習得やPASCHドイツ公認パートナー校との交流、オーストラリア海外語学研修など体験型の国際理解教育を推進し、「海外学校間交流推進校」、「国際交流リーディング校」としての活動を通して、グローバル化の進展するこれからの社会で活躍できる態度の育成も高い評価を得ています。

 北園高校は、創立100周年に向け、さらなる発展のため、これまでの良き伝統を継承しつつ、一層の創意工夫を重ね、これからの社会で活躍できる資質・能力と豊かな人間性の育成を目指し、「普段の努力、不断の努力」をモットーに日々の弛まぬ努力を続けてまいります。