卓球部:国公立大会最終日

2024/08/26

8月21日に国公立大会4日目(男女団体決勝)が開催されました。

片倉高校卓球部は男女共3日目の予選を抜けて決勝大会へと臨みました。

 

〇男子団体

男子団体ベスト8決定戦は府中西高校との試合でした。

府中西高校は威力のある球を打つ選手が多い学校です。前半に勢いのある選手、後半に安定感のある選手が来ると読み、こちらも前半に波が大きい選手、後半に安定感のある選手を置き、前半で1本、W+後半で2本取る作戦オーダーを組みました。

1番:2年Yn(-12,08+9,-4)1-3負け

2番:2年Ks(+9,-7,-7,-3)1-3負け

3番:1年En&Si(-7,+5,-5,-9)1-3負け

結果0-3負け。

1,2番の2人は府中西高校の選手のサーブに苦しめられました。またこちらの攻撃の安定感が足りず決めたい場面で決めきれない展開も多かった為、少なくとも1人は勝てそうな展開でしたが勝ち切ることが出来ませんでした。3番のダブルスは最近組んで成長している1年生のペアで臨みました。攻撃や繋ぎの球の質が良かったものの、サービスがまだ甘く狙われる展開が多かったです。今後もこのようなレベルの選手と試合をした時に通用するようなサーブを練習する必要を感じさせられる試合でした。3本のうち1つでも取れれば後半で取れる見込みがあっただけに悔しい負けとなる試合でした。

eshu1

 

〇女子団体

ベスト8決定戦は井草高校との試合でした。シングルスで1年Mが負けた異質ラバー使いの選手がいるチームで相手のオーダーを予想しながらの戦いになりました。

1番:2年Tn不戦勝

2番:1年I 3-?勝利!

3番:3年F&3年Yn 3-?勝利!

結果3-0勝利!!

異質ラバーの選手に上手く対抗を当てることが出来、なんとかストレートで勝つことが出来ました。

 

準々決勝は日野台高校との試合でした。

1番:2年Tn0-3負け。

2番:3年F2-3負け。

4番:1年I3-1勝利!

3番:3年F&3年Yn1-3負け。

結果1-3負け。

1番Tnの相手は相手のエース格の選手。Tnも良い球を打ちましたが相手の地力が高く負け。勝負は2番のFでした。相手の異質ラバーに苦しみながらも2セットを取り最終ゲームに。最後までもつれますが相手選手のナイスボールもあり2-3で負け。3番Wと4番同時に始まりました。Iは相手の副キャプテンに1セット目は苦しんだもののコースを狙い勝利しました。3番のダブルスは相手ペアの相性・調子がかなり良く内容的にはかなり厳しい試合でした。結果1-3で負け。

その後、日野台高校は大田桜台高校に勝ち国公立大会を優勝しました。

片倉高校卓球部も本当にあと1点に泣かされた結果だっただけに惜しい試合でした。

j1

 

〇最終結果

男子団体:ベスト16!!

男子個人:ベスト32(1名)、ベスト64(1名)、ベスト128(2名)

女子団体:ベスト8!!

女子個人:ベスト32(2名)

 

〇試合について

最終結果は、男子団体は昨年度のベスト8より1つ落ちて16だったものの、女子団体、男女個人は成績を大きく伸ばしました。これも選手達が日頃より熱心に練習に取り組んだ結果だと思います。

今回の大会前の各校との練習試合・大会中も昨年度までだったらかなりの力量の差があり相手にならなかった学校・選手にあと一歩の戦いをしたり、勝つ試合も多くみられました。本当に1年間で全体の卓球の技術レベルが大きく上がったと感じます。それと同時に、あと1点で泣く試合・課題の部分を狙われて負ける試合も増えてきました。これは、力ある選手と戦う機会が増え、最後に相手選手の底力を見せられる展開、相手選手がこちらの苦手な部分を徹底的に狙ってくるようになった結果な為です。この壁を越えてもう1つ上のステージへ上がるには、今自分で分かっている課題は確実につぶしていかなければなりません。また、練習の一本からより一層集中し、大事な1本の場面でもパフォーマンスを普段にプレーに極力近づけられるよう意識することが大切です。今の片倉高校卓球部ならそれがきっと出来ると考えているので、この夏に改めて実感した足りない技術を選手達には練習し克服し、秋の大会へと活かしていって欲しいと思います。

 

〇試合の後に

今回、片倉高校卓球部は顧問が国公立大会の実行委員長だった為、全ての日程で朝の準備から夜の片付けまでを手伝ってくれました。そこで、与えられた仕事をこなし、自分から考え行動できるようになってきた生徒も現れ、選手達の成長を感じました。技術面での成長も選手として大切ですが、片倉高校卓球部では「人から応援される選手になる」をモットーとしており選手達の社会性の向上も大切であると考えています。今回の大会運営を通じて選手達にも変化があったのなら嬉しい限りです。

また今大会、2日目は個人戦が終わった後に会場で片倉高校の生徒は全員練習、3日目は団体戦予選終了後に申し込み団体戦、最終日は閉会式のお手伝い後体調不良の1名を除き全員が会場の体育館で練習をしました。選手達にはよく「皆が練習している時に練習するのは当たり前。人がしていない時にも練習出来る選手が差をつけられる選手だ」という話をしています。それもあってか、皆大会の運営に気を使いながらも、可能な限り球を打とうとしていました。片倉高校卓球部の選手達は中学校で都大会入賞や関東大会出場はしていませんが現在本当に熱心に練習し技術を伸ばしています。この努力を結果へと繋げていけるよう顧問としても選手達のサポートをしていけたらと思います。

 

国公立大会の運営の皆さん、お相手してくださった各校の選手・顧問の先生方ありがとうございました!!

enj1W1f1tn1

 

 

〇中学・高校生及び指導者の方へ

①2024年度夏季部活動体験についての詳細は以下の記事をご覧ください。

【都立片倉高校卓球部 2024部夏季活動体験について】

 

②練習試合・合同練習については以下よりお申し込みください。

【合同練習・練習試合の申し込み】

 

卓球部トップページはこちらをクリックしてください。