OBからの贈り物

2022/05/31

5月29日(日)

 本日、練習試合中にOB(今年卒業した3年生)が3人も来て、ボールを1ダースずつ寄付してくれました。じつは、これは宮本先生が監督になってから続いている慣習なのですが、就職したOBが初めてもらったお給料でボールを持ってくるというものです。別に強制しているわけでなく、自分たちが上の代の先輩たちにしてもらったことを、次の代にも自然に実践しているという感じです。とはいえ、ボール1ダースは1万円を超える高額なものです。今日、来てくれたOBたちも「ボールがこんなに高いなんてビックリしました」と苦笑いしながら、でもどこか誇らしげに話していました。多くの人たちに支えられて野球ができているということを、頭の中では理解できていても、本当の意味で理解するのはこういう経験を通じてなのかもしれません。この良い伝統がこれからも続いてほしいと、そして大切にボールを扱ってほしいと切に思いました。OBの皆さん、ありがとうございました。

ボール