卒業生紹介
37期生
関根 智輝
慶応義塾大学環境情報学部
ENEOS株式会社 野球部所属
- 城東高校入学を決めた理由
都立のなかで勉強のレベルが高いかどうか、野球部が強いかどうか、通学しやすいかどうかの3点を判断基準として決めました。1つ上の兄が城東高校に通っていたため、兄からの話も聞いて、学校行事や友人関係など学校生活が楽しそうだと思ったのも決めた理由の一つかなと思っています。
- 城東での勉強、部活のこと
授業を集中して受けられずに、後々家で勉強をするのはあまりよくないと思っていたので授業内で勉強は完結するようにしていました。授業は部活等で眠たくなることもありましたが我慢して集中して受け、睡眠時間は夜に長い時間とるようにしていました。
部活はいろいろな部活とグラウンドを共有しており、19時完全下校のため、少ない時間、場所で効率的に練習することが求められました。部員間でトレーニングや野球の技術について共有し、自分でメニューやトレーニングを考えて練習していきました。今思えば自主練習が多く、多くの部員が考えて練習していたと思います。
- 大学での学習内容と部活
授業では、必修とされている科目が少なかったため、スポーツなどの自分がやりたいこと、知りたいことを優先して勉強していきました。1番大変だったのは卒業論文です。部活と並行しながらやっていくので、最後の1年間はグラウンドで練習し、寮に戻ったらパソコンと向き合う日々でした。
部活はレベルが高く、練習量も多いので、最初はついていくのに精いっぱいでした。練習の目的と方法が一致しているのか問われることが多く、1番野球について悩んだ期間だったと思います。
- 現在の様子
社会人野球で野球を継続しています。都市対抗野球大会に向けて毎日がんばっています。好きなことを仕事にできており、楽しく充実した日々を過ごしています。
39期生
女子
大学進学
千葉大学教育学部学校教員養成課程中学校コース理科教育分野
私が城東高校に入学を決めた理由は高い大学進学率です。中学生の頃から教師になることを志し、大学進学を具体的に考えていたため、城東の進学率の高さは私にとってとても魅力的でした。
城東に入学してからは、部活中心の学校生活が始まりました。サッカー部でマネージャーとして100人を超える部員を陰で支える存在になれるよう頑張っていたつもりです。遠征や平日の練習で毎日クタクタでしたが、その隙間時間を上手く使って、電車の中で単語を覚えたり、職員室に質問に行ったりして勉強に取り組んでいました。塾には行っていなかったので定期試験の前は学校に残って、教室で試験勉強をしていました。
大学では教育学部の理科の学科に所属し教育について学んでいます。また、生物学を専門とした研究室に入り、研究を行っています。大学でも体育会のサッカー部に所属し、マネージャーを務めています。高校で“分からないことがあれば解決に至るまで徹底的に!”と、職員室や化学室に通い詰めることを繰り返していたので、大学でもそれが生かされています。友人は理科が得意な人ばかりなので、中学生の時理科が苦手だった私は彼女たちから学ぶことがとても多いです。
城東で得た繋がりは今でも続いています。学業や人間関係など、城東に行ったことで培えたものはとても多いと感じています。高校で理科を教える教師になりたい、と考えるようになったのも城東の先生の影響です。私の人生に多くの影響を与えてくれた高校が城東高校でした。