全国ベスト8
2025/03/24
3月21日(金)~23(日)兵庫県にて全国高等学校なぎなた選抜大会が行われ、 団体試合第5位入賞を果たしました。
【団体試合】 第5位 綱川麗 山本小百合 片󠄂岡萌 島村美良 小林凛音
1回戦目 前橋西(群馬)3-0 2回戦目 牛津(佐賀)3-0 3回戦目 高田(三重)3-0 準々決勝 清教学園(大阪)1-1(代表戦負)
【個人試合】 2回戦進出 片岡萌
団体戦では一回戦目から3人のエンジン全開で全員二本勝ち。二回戦目も勢いそのまま昨年のインターハイ王者、牛津高校を3-0で完封しました。準決勝では全国大会入賞常連チームの清教学園。先鋒では相手の攻め気を見事に封じ込めたのですが、当たった打突を決めきれず引き分け。中堅戦は一本取られましたがその後冷静に二本取返し逆転勝利、この時点で1本差のリードのまま大将戦へ。大将では一本ずつ取り合った後、相手の執念の一本が決まり二本負。3人試合して引き分けで代表者選までもつれ込みました。代表戦では互いの技の出し合いの中で相手の見事な一本が決まり、結果としてはベスト8で大会を終えました。 試合後の選手は悔しい表情を見せながらも充実した表情でした。そして、全国トップレベルのチームとここまで対等に勝負できたことに成長を感じるとともに、選手たちの頑張りに心を打たれるそんな試合ばかりでした。以前までのメンバーは心のどこかで「勝たなきゃ」「取られたらどうしよう」という消極的な気持ちから、打ち急ぐ場面や、自分のチャンス以外で出てしまうなど、他人に勝つことを優先して“相手と勝負すること”を避けがちでした。しかし今大会では気持ちは熱く動きは常に冷静で、最後まで本来の自分の持ち味を出すことができました。そこには、自分に勝ちたいという純粋な思いと、仲間を信じることができたからこそではないかと感じます。出場した選手、補欠、応援メンバーそれぞれの気持ちが一つになったとき、きっと生徒たちは特別な力を発揮するのだと思います。 チームの半数以上がなぎなたを初めて二年も経っていません。「自分たちのやってきたことは間違っていなかった」と今大会を通して自信を持てたのではないでしょうか。このチームで全国に挑戦できるのもあと一回です。4か月後、目標として掲げるインターハイ決勝戦で、あの時もっとやっておけばよかった、もっとこうすればよかったと後悔しないよう、日々の練習をそして仲間を大切にしていきたいと改めて思いました。 |
現地まで応援に来てくれた方々、大きな声援が選手の背中を押してくれました。配信を見てくれた方々、熱い想いが届き苦しい場面で諦めずに戦えました。最後に保護者のみなさま、日頃からのご支援、感謝しております。今大会にて今年度の大会がすべて終わりました。いつもサポートして下さっている方々ありがとうございました。来年度もますます頑張ります。引き続き応援よろしくお願いいたします。