リズムなぎなたに拍手喝采!
2023/03/13
3月12日(日)江東区総合区民センターに開催された「国際交流のつどい」にてリズムなぎなた等の演舞を披露しました。
このイベントは、外国の方々と日本人との交流する機会を設け、外国の方々がより暮らしやすい街づくりや、日本人との交流をより強めていこうという趣旨の江東区主催のイベントで、ぜひ地元城東高校なぎなた部の演武をしてほしいとお声がけいただき、実現しました。初めてなぎなたを見る方々ばかりだったこともあったのか時折感嘆の声を挙げながら、手拍子と共に楽しんでくれていました。演舞が終わり、会場では何人もの方々に「リズムなぎなたとても良かったよ」「来年もぜひまた見たい」「部員の楽しそうな雰囲気が伝わってきた」などなどお声がけいただきました。
リズムなぎなたは、これまで毎年披露してきましたが、コロナ禍の三年間はそうした機会を失ってしまいました。生徒は全く経験のない中、まさに「0」からスタート。「1」は10倍すれば10に、100倍すれば100になりますが、「0」は何をかけても「0」。今までのやり方では「1」を生むことはできません。アイディアを形にすることにかなり苦しみながらも全員で協力し、二ヶ月かけてようやく完成させました。自分たちなりの「型」を作り上げることの難しさ、楽しさ、そして試合とはまた違った達成感を味わうことができたようです。このような機会を下さった江東区役所の方々にも感謝申し上げます。
昨今のコロナ禍で人と人とのつながりが弱まる中、こうして国籍や文化などの異なる人々が互いの文化を知ることができたこと、そして地域共生の一端として微力ながらお役に立てたことは非常に良い機会でした。生徒も言葉が通じずコミュニケーションが上手に取れなくても、自分たちの演技でこうして一つに繋がれるのだと身をもって感じたようです。何より、言葉が通じても通じなくても、コロナ禍でもいつの時代も、互いを配慮し認め合い、支え合うことが一人一人にそして社会に求められていることだと改めて知ることができた一日となりました。