令和５年度第２学期終業式を行いました。

都立板橋高校では本日、令和５年度第２学期終業式を行いました。全校生徒が体育館に集合し校歌練習をしたあと、全員で校歌を斉唱し、校長先生から、

➊　９月の板高祭ではみなさんの素晴らしい取組を褒めましたが、早いものでもう終業式を迎えることになりました。職員室では「今年も早かったね」という先生方の声が聞こえてきましたが、みなさんの中にも以前と比べて時間が過ぎ去るスピードが速くなったと実感する人が多いと思います。このことを心理学的に説明したのが「人の一生におけるある時期の心理的な時間の長さは、年齢に反比例する」というジャネの法則です。この法則に従うとすれば、みなさんが小学校１年生の時に感じた心理的時間は高校３年生ではその約４０％という短い時間になってしまい、４歳から８４歳までの心理的時間の合計の約半分が高校２年生の時に訪れます。物理的な時間は公平に与えられているにもかかわらず時間が速く過ぎ去っていくと、これからはもっと実感していきますので、目標をもって時間を無駄にしないよう意識することが大切です。

➋　都立高校全体で自転車乗車中の交通事故が増えています。交差点等での信号遵守、イヤホーン等使用運転をしない、並進走行をしないといった道路交通法を守ること、ヘルメット着用について努力義務を果たすことで自分自身の安全を守ってください。

❸　困ったときの相談窓口等を記したお手紙を全員に配布します。一人で悩まずに活用してください。　とお話がありました。

生活指導主任の先生からは、わからないことがわからない状態からの脱却など自分の頭でしっかり考え行動することの大切さについてお話がありました。

生徒表彰では、防災士認定資格を取得した生徒や女子バスケットボール部、陸上競技部で成果を上げた生徒の努力を称えました。