作法部
「水無月のお稽古」
6月は古語で「水無月」と言います。
作法部は、今年度から新たに外部講師の方をお迎えし、
茶道・着付け・生け花に取り組む予定です。
そういった背景の中、「水無月」というお菓子を食べながら、
歩き方、袱紗捌き、茶筅通し、お茶のたて方などを学びました。
先生から、なぜ、「水無月」というお菓子を食べるのか、とお話も伺いました。
昔は、クーラーなどなく、6月はとても暑くて(今は、クーラーがあっても厚いですけど)
氷は、高貴な方しか食べられず、暑気払いに氷を食べる代わりに、庶民は、氷を模した
水無月を食べるとのことです。
なるほど!よく見ると、ういろうに浮かんでいる小豆が、氷に浮かんでいるようです。
また、魔よけの意味もあるようです。
茶道の入口に立ったばかりの私たちですが、遠いいにしえに思いを馳せながら
お稽古を楽しくしています。