第77回東京都高校総体の後半戦の結果報告となります!是非ご覧ください!

2024/05/24

東京都高校総体の後半戦2日間の競技となります。

5/18(土)

  男子200m予選 三浦利矩(3年)、男子800m予選 坂口優斗(2年)、女子200m予選 上村凛月(2年)、男子走高跳 小山裕成(3年)、星海成(1年)、鈴木優士(1年)、男女4×400mリレー  男子200mに出場する三浦利矩は昨シーズンの関東新人で6位入賞しているが22秒00の壁を中々打ち破る事ができなかったが,最近になって21秒台に突入する様になっているのでどこまで伸びるかが楽しみである。予選は無事通過。明日の準決勝,決勝に備えて行きたい所ではあるが,マイルリレーにも出走。 男子800mには昨年度1年生大会で準優勝した坂口優斗ではあるが,中々調子が上がらずにいたが、ここに来て調子が上がって来ている様であり、予選も自己ベストを更新。明日の準決勝で決勝に残れば何が起こるか分からない。 男子走高跳には八種で活躍した小山裕成が昨シーズン関東大会と関東新人を経験し、関東新人では1m95で準優勝を果たしている。更にスーパー1年生の星海成は1m88だった自己記録を入学後に1m90、1m97と立て続けに自己記録を更新中で、今回もどこまで記録を更新するかが楽しみではあるが,昨年の都総体での複雑な気持ちになる戦いだけにはならないで欲しいと思えば思うほど嫌な予感が、6位決定戦に板橋高校同士が争った思い出がよぎるのである。小山は膝の痛みもあるので無理をしない様にして、場合によっては棄権してもかまわないつもりでいる様に指示したが,負けず嫌いの性格なのか,止めようとはしない。膝のことを考えて試技回数を絞って勝負する方針を取り勝負となる1m92に合わせる様にし、3回目でクリア。1m92が終了した時点でジャンプオフもなく、6番以内の順位が確定した。膝の痛みが出ている様なのでその後の高さはパス。 残る星の方は1m92をクリアする時でも余裕ある感じで,1m95、1m98とクリアし、2m01はあと少しの所で3回失敗してしまったが,近い将来,2m越えするのも時間の問題かもしれない。身長1m68で1m98をクリア。頭上30cmを跳んでしまうバネの持ち主である。今回は2人でジャンプオフではなく,4位と5位という様に2人揃って関東大会の切符を手にする事ができたのは何よりである。 4×400mリレーは健闘虚しく男女とも振るわなかった。強化しきれない原因が何なのかを検討する必要が有りそうである。

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5/19(日)

       最終日 男子110mH 高山渉(2年)、柴田凛々斗(1年) やり投げ 稲葉獅(2年) 200m準決勝、決勝 三浦利矩800m準決勝、決勝 坂口優斗、三段跳 鈴木遥大(3年)、女子砲丸投 工藤優里亜(3年)、原奏七(3年) 都総体もいよいよ大詰め、最後のマイルリレーに残る事はできなかったが,110mHに出場した高山と柴田は其々自己ベスト、高山渉の15.25は板橋高校タイ記録でもあり、2人とも準決勝進出となったが今後更に力をつけて,活躍して欲しい。女子砲丸投は工藤優里亜が決勝進出。3投目に10m30の自己新で10位となったが関東出場とはならなかった。やり投げに出場した稲葉 獅は47mの予選通過ラインに7cm足らずの悔しい予選落ち。入賞候補だっただけに悔しさも倍増であったであろう。その悔しさをエネルギーに変えて、今後のバネにしてもらいたい。 200m準決勝を21.97で決勝に駒を進めた三浦利矩は決勝レースでも快走。21.65の自己ベストで見事5位入賞を果たし,関東大会行きを決めた。練習の賜物である。先輩である武蔵大地のスパーリングパートナーの如く一緒にトレーニングを積み、吸収して自分のものにして来た事が結果として現れたのである。また,800m準決勝で自己ベストの1.54.46を出した坂口優斗も決勝にプラスで拾われ、決勝でも積極的なレース運びをして6位に飛びこむ結果を残した。やはり昨年度インターハイに行った先輩の小泉惺の存在は大きかったはずである。

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 今回の都総体でも、様々なドラマチックな場面を垣間見たが,全力で取り組んでいる姿は観ているものに感動を与え、勇気をもらう事ができる。今回紹介した以外にも出場した全ての選手一人一人が多くの時間を費やして作り上げたドラマは何にも代え難い宝物である。 今年は関東大会が地元駒沢で6/14(金),15(土),16(日),17(月)で開催されるので、是非とも足を運び、応援に来て欲しい。そこには高校生たちが真剣に闘う姿が、純粋にスポーツを愛する姿が溢れている。その姿を見たものは誰もが感動を覚えるに違いないはずである。

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