校長あいさつ
校長 平林 正男
東京都立保谷高等学校は、昭和47年に開校し、令和3年に開校50周年を迎えた歴史のある普通科高校です。当時の保谷市に都立高校を創りたいと願う地域の皆様の強い要望を受けて開校され、この50年で同窓生は17,000人を超えるほどになりました。静かな住宅街に位置する校地で、1学年8学級、全校で約950人の生徒が学んでいます。
本校のスクールミッションは、「知性高く、人間味豊かに、心身ともに健康な人を育成し、知・徳・体を兼ね備えた人間性を高めます。継続的で地道な努力・忍耐力・突破力を重視する『心』の教育を実践し、進路希望を実現するために一人一人の生きる力を向上させます。」というものです。これらを実現するために、以下の点を重視した学校づくりを進めます。
まず、学習指導と進路指導において、自ら学び考える力を養い、学力向上と幅広い視野を獲得し、卒業後を見通したキャリア教育を推進し、希望の進路を実現する力を身に付けます。次に、生活指導などをとおして、個性や想像力を伸長し、人間尊重の精神を養いながら、他者理解と規範意識を育てます。さらに、地域や保護者の要望を受け止め、関係機関との連携を強化し、全ての生徒が安心して通える学校環境を作ります。
東京都教育委員会からは「英語教育研究推進校」に指定され、グローバル人材の育成やコミュニケーション力の伸長に力を注いでいます。英語力は海外ホームステイや語学研修を楽しめるレベルにまでに多くの生徒が到達していきます。また、部活動・同好会は27団体を数え、運動部も文化部もとても活発に活動しています。さらに、本校の広いグラウンドで開催される体育祭、力を合わせて制作するクラス劇の伝統が続く文化祭、合唱コンクールや球技大会、そして修学旅行と、学校行事もとても盛んです。校舎は平成26年に、グラウンド・テニスコートは平成27年に大規模改修が完了し、たいへん綺麗な施設・環境のもと快適な学校生活を送ることができます。
学習はもちろん、部活動や学校行事にも力を注ぎ、そして希望の進路を実現する。そんな充実して濃密な3年間を過ごせるのが保谷高校です。本校への入学を希望する中学生の皆さんの期待に応えらえるよう、教職員一同、日々研鑽を積み重ねています。中学生の皆さんの入学を、心からお待ちしています。