東京都立保谷高等学校

卒業生紹介

A君

東京農工大学 工学部 化学物理工学科/一般受験

私は小さい頃から物理に興味があり、高校2年の頃は物理学科に進もうと考えていました。しかしポスドク問題など、将来に対する不安から3年の秋になって物理工学科に志望を変えました。このように元からある程度の進路は定まっていた私ですが、反対に受験校はなかなか決まらず出願の直前に第一志望を変更するほどでした。なぜそれほど迷っていたかと言えば、模試の結果が安定せず自分の実力が分からなくなっていたことと、候補の一校が遠い大学で、通学に不安があったからです。結果私は家から近い大学に決まりましたが、これから受験する皆さんは立地などよりもその大学で自分の学びたいことが学べるのかを重視してほしいです。その時には大学のホームページやオープンキャンパスなどで具体的な研究内容を調べるのがお勧めです。また個人的な意見ですが模試の結果や判定よりもその大学の過去問が解けるかで自分の実力を見極めたほうが良いと思います。解けなくても解説を読んで理解できれば極論その大学は目指せます。ただしこの方法を実践するには早い時期に過去問を解ける必要があるので、しっかりと予習をしてください。私はネットなどで評判の良い参考書を使って英語は1年から、他は2年から予習を始めていました。長期休暇は予備校の夏期講習・冬期講習などを利用してモチベーションを維持しました。塾はお金がかかるので行きづらいという人には、こういった使い方もお勧めです。周りと情報を共有することによって得るものはとても大きいと思います。孤独というのは、とても辛いと思います。一人で悩んでいるとき、学校に行って先生や友人と話してみてください。そして、結果は別として、後悔をしないように全力で受験勉強をしてください。

長々と書きましたが一番伝えたいことは、自分が本気で学びたい、研究したい学問を見つけてそれが学べる大学を目指してほしいということです。後悔しない進路選択ができるよう祈っています。

Bさん

奈良教育大学 学校教育教員養成課程 教科教育専攻/一般受験

私は中学生の時に教員になるという目標を持ち、教員免許を取得できる都内の国立大学を志望していました。しかし、公募推薦では合格することができず、一般入試でも勉強が間に合わず、センター試験で目標とする点数には届きませんでした。そこで全国の教員免許を取得できる国立大学を調べて、二次試験の内容や学校の雰囲気が自分に合うと感じた奈良教育大学を受験し、合格しました。私自身、初めは自宅から通えない大学への進学は全く考えていませんでしたが、両親から国立に向けて5教科7科目を勉強してきた努力を認め、背中を押してくれたことが地方の国立大学を受ける決断したきっかけでした。

また、私が受験を最後まで頑張り抜けたのは、一緒に勉強をしてくれる友人や先生方の存在があったからです。3年生の秋頃まで吹奏楽部のコンクールへ出場したり、文化祭の演劇の舞台監督を務めたりと勉強以外のことにも全力を注いできました。その際に共に頑張った友人は受験期にも放課後や長期休みに励ましあえる大切な仲間になりました。先生方とも関わる機会が増え、多くの先生に相談にのっていただきました。

私の受験は決して上手くいったことばかりではありませんでしたが、沢山の人に支えられて自分の納得できる結果になったと思います。もちろん、部活や行事等をやらずに勉強をしていたら、当初の第一志望の大学に合格することはできたかもしれません。ですが、私は自分のやりたい事をすべて諦めずに挑戦したことに悔いはありません。妥協せずに全力で取り組むことは必ず自分の成長につながると思います。

Cさん

武蔵大学 社会学部 社会学科/ 指定校推薦

私は受験方法に指定校推薦を選びました。そのため、一年次から定期考査や小テストでは、手を抜かずに取り組んできました。塾には通っていなかったので、定期考査前は教室か、学校の図書館の個人スペースで勉強をしていました。また、私が一番成績アップにつながったと感じたのは、昼休みの時間に友達とわからない問題を一緒に考えるという勉強の仕方です。私の場合、仲の良い友達に頭の良い子がいたので、数学や授業で分からなかった点や英語の文法を教えてもらっていました。昼休みは結構長いので、ご飯を食べ終わっても時間が余ります。だからその時間を、上手に使うことをオススメします。友達と数学の問題を解いたり地理や英単語の問題をだしあったりするのは、意外に楽しいもので、今ではいい思い出でもあります。こういうことを一年の頃からやっていると結構力がついてくるので、ぜひみんなにも試してみてほしいです。

高校生活は勉強以外にもやらなければいけないことがたくさんあったり、できることが増えたりするので忙しいと感じる人がほとんどだと思います。しかし、毎日の頑張りが自分自身の進路につながることを忘れてはいけません。自分なりに少しでも楽しくなるような勉強法を見つけて受験勉強頑張って下さい。

D君

東京消防庁/ 一般受験

まずは私が受験において大切だと思ったことを2つ話していきたいと思います。1つ目は3年生になる前にしっかりと進路を考えるということです。私はずっと大学を志望していたのですが、公務員試験1カ月前に公務員を受験しようと進路を変えました。時間も自信もなく、試験当日も不安でいっぱいだったのを鮮明に覚えています。もう少しはやくから進路について考えていたら、何度も後悔しました。これは大学も専門学校も公務員も関係なく、遅くても2年生の3学期までには進路を考え勉強始めるということが大切だと思います。

2つ目に大切だと思ったのは勉強をする仲間です。今回受験を終えて、常々に先生が受験は団体戦だと言った意味が分かる気がします。受験勉強は心身ともに疲れます。どんな時も休憩時間に仲間と話したり気持ちをリセットしたりして、モチベーションが上がらない時も「アイツも頑張っているから俺も頑張ろう」と前向きに考えることができました。このような自分自身でコントロールできない精神面を支えてくれたのは仲間でした。みなさんもぜひ同じ目標をもつ仲間をみつけて勉強頑張ってください。

次に公務員試験について話そうと思います。私は警視庁と東京消防庁を受験したのですが、双方比べて大きく違うことはありません。しかし、大学受験とは大きく異なるので自力ではなく塾に入ることをおすすめします。私は大原に通い、公務員試験独特の問題に対応できる解き方や、何を中心的に勉強すればいいかを学びました。ただ1つ注意することは、一次試験は一般教養ばかり対策しがちですが、それと同じくらい作文試験が大切なので、学校や塾で対策してもらうといいと思います。二次試験は面接と体力試験があるのですが、面接は一次試験が終わってから学校や塾で対策してもらい間に合いました。体力は一次試験の前は筋トレとランニングなどをして、一次試験後から多めにすれば大丈夫です。

公務員試験は倍率が高いので何度も心が折れそうになると思いますが、自分を信じて頑張ってください。