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2022/04/04 一橋の給食(インスタグラムもご覧ください)
給食の概要(保護者向け)
令和4年度の定時制学校給食について(保護者用)
1. 学校給食の目標
定時制の学校給食は昭和31年度に制定された「夜間課程を置く高等学校における学校給食に関する法律」と、平成21年度に改正された「学校給食法」に基づき、学校教育活動の特別活動として位置づけて実施されています。
(1) 健康の保持増進を図ること。
(2) 日常生活における食事ついて、正しい理解と望ましい食習慣を養うこと。
(3) 学校生活を豊かにし明るい社交性と協働の精神を養うこと。
(4) 食生活が自然の恩恵で成り立っていることを理解を深め、生命及び自然を尊重する精神並びに環境の保全に寄与する態度を養うこと。
(5) 食生活が人々の様々な活動によって支えられている事の理解を深め、勤労を重んじる態度を養うこと。
(6) 我が国や各地域の優れて伝統的な食文化について理解を深めること。
(7) 食糧の生産、流通及び消費について正しい理解に導くこと。
※ 平成21年の改正により(4)・(5)・(6)が新たに加えられました。
2. 学校給食の目的
(1) バランスのとれた栄養豊かな食事を提供することにより、生徒の健康の増進、体位の向上及び正しい食習慣の形成を図る。
(2) 学校で食事をともにすることによって、教師と生徒、生徒相互の心のふれあいの場を作り、好ましい人間関係の構築を図る。
(3) 給食を通して、協力・責任・清潔・きまりを守ること等の共同生活における協同・協調の精神を身につける。
など、学習では得にくい貴重な教育上の意義を有している。また、高等学校での給食は、小・中学校での食教育の総仕上げで、「健康の保持増進の意義を理解し、生徒自ら実践できる能力と態度を育てる」ことを目的としています。
3. 実施方法
(1) 対象 生徒及び教職員
(2) 実施月及び回数 4月から3月まで週5回(月~金) 月2回程度の選択献立 年回154回程度
(3) 給食場所 食堂(自校調理方式でセルフサービス方式)
(4) 給食時間 18時50分~19時10分 10時間目と11時間目の間の20分間
4. 学校給食の内容
定時制高校の給食は、夕食なので、米飯を主に主食とし、主菜・副菜・デザート・牛乳の完全給食を実施しています。パンと麺類の給食が月1~2回の割合でそれぞれあります。できるだけ適温給食に心がけています。ご飯と汁物は生徒の顔を見てから配膳、揚げ物、煮物類はできるだけ温かいものを提供するため、ぎりぎりに作り始めています。摂取する栄養素量は、エネルギー・蛋白質・脂肪についは、1日の所要量の35%程度とし、朝・昼食に不足しがちなビタミン類・カルシウムなどの無機質は50%以上となる様、献立を考えて作っています。
(1) 素材からの手づくり調理を行います。
(2) だしは鰹節・昆布など、スープは鶏ガラを使用し、化学調味料は一切使用しません。
(3) 野菜・果物は低農薬・ノーワックスをできるだけ使用します。
(4) 調味料(醤油・味噌・砂糖・塩等)は安全な素材でつくられたものを使用します。
(5) カレールウ・ホワイトルウ等のインスタント食品、及び冷凍ハンバーグ・ロールャベツ・コロッケ・シューマイ等の調理済み食品は使わず、手づくりをします。
(6) 食中毒の予防等、衛生面に十分配慮します。
5. 栄養価について
「東京都定時制課程の学校給食栄養摂取の基準」に基づいて決定しています。
(1) エネルギー 上記の基準に従い、生徒の実態に合わせた量を配食しています。
(2) たんぱく質 肉類・魚介類・卵類・豆類からバランスよくとれるよう配慮してます。
(3) 脂肪 揚げ物を控えめにし、多くなりがちな油の摂取量に配慮しています。
(4) カルシウム 牛乳や、カルシウム量の多い食材を使用するよう、配慮しています。
(5) 鉄 鉄分の多い食材を使用するよう、配慮しています。
(6) ビタミン類 野菜類の種類を多くし、季節の果物を付けています。
(7) 食物繊維 いも類・豆類・野菜類・きのこ・藻類を多めに使用しています。
6. 献立について
旬の食品を使用し、季節感を大切にしながら完全給食を実施しています。
(1) 主 食 米飯(白米)、パン、麺類(パン・麺類の献立は2週間に1回程度)
(2) 主 菜 肉類・魚介類・卵類・豆類をバランスよく使用します。
(3) 副 菜 野菜の種類・量を多く使用します。
(4) 果 物 旬の果物を多く使用します。
(5) 飲 物 牛乳
7. 給食費について
(1) 1食単価 約410円
① 栄養所要量・食品構成に基づいて計算しました。
② 一定の条件を満たせば1食当たり60円の補助金が付きます。
(2) 徴収方法
① 定時制給食は前納制で事前に給食費が払い込まれていないと、給食を予約して食べられません。
円滑な給食運営を行うために、新1年生は22000円を前納してもらい、在校生は22000円を次年度に繰り越していただきます。
最終的にこの22000円は卒業時にお返しします。
② 給食費の徴収は、5月から9月まで(8月も含む)の5回です。
1回の徴収金額は13000円で、ゆうちょ銀行の自動引き落としです。
毎月指定された期日までに指定の方法で納めてください。
円滑な給食運営が困難になりますのでご協力をお願いします。
(3) 給食辞退について
健康上の理由で、食事をとることができない 生徒はその理由を担任の先生に申し出て、 経営企画室に辞退届を提出してください。
8. 欠食と返金について
(1) 予約をしていなかったり、長欠などによる給食辞退者には、欠食食数に応じて年度末に精算を行います。
転・退学に際しては、速やかに精算を行います。
4年生の3学期の給食回数減少による精算は、別途計算します。詳細は経営企画室にお聞きください。
(2) 災害などによる臨時休校・学級閉鎖などによる突然の欠食については返金せず、平常の給食内容に還元いたします。
9. アレルギー食や栄養指導に関わること
(1) 基本的に食物アレルギーに対応していません。
アレルギー食品があって給食をとる場合は、詳細献立を参考に、ご自身で料理を選択してください。
(2) 宗教上の理由や食事療法等で、給食内容に配慮が必要な場合は、養護教諭、担任又は栄養士にご相談ください。