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東京都立足立新田高等学校

ニュース

2024/02/28 お知らせ

第二学年 沖縄修学旅行に行きました

1月30日(火)~2月1日(木)の二泊三日間で、沖縄修学旅行を実施しました。

一日目は平和祈念公園、ひめゆり平和祈念資料館、首里城を訪れ、平和学習を行いました。夜はクルーズ船に乗り夕食を楽しみました。

二日目午前中は美ら海水族館を訪れ、沖縄の海の自然にふれることができました。午後は読谷村むら咲むらにて、沖縄の伝統工芸・伝統料理等を体験しました。

三日目は那覇市内班別行動で、国際通りを歩き、沖縄の活気を感じることができました。

三日間を通し、天候にも恵まれ、沖縄の方々の温かさを感じながら貴重な時間を過ごすことができました。今回の学びを胸に、今後の学校生活をより良いものにしていきます。そして、私達が無事に修学旅行を終えられるよう、お力添えくださった多くの関係者の皆さまに深く感謝申し上げます。

 以下は生徒の感想文の抜粋です。

 

 今回の修学旅行は、事前学習を沢山したおかげで、実際にそのものを見た時に内容がより鮮明に感じられたような気がしました。私はひめゆり学徒隊のかたたちの実体験についての動画を見てまとめる機会があったので、それに関係した内容が特に印象に残っています。ひめゆり平和祈念資料館で壕(がま)を見た時は、こんな暗い所で他人のケガの治療をしなければならなかったのかと思い、辛い気持ちになりました。今の自分と同じような年齢の女の子達が命の危険にさらされながら働かされるという理不尽な出来事が日本であったと思うと、苦しさを感じると同時に、改めて戦争に対して嫌悪感を抱きました。(中略)宿泊行事が4年振りということもあり、皆と長い時間を過ごせたのがすごく嬉しかったです。これからの行事も皆と協力してできたらいいと思います。

2年7組 修学旅行委員長 野々宮 月菜

 

 

この修学旅行で一番学べたことは、沖縄戦や戦争のことだと思います。沖縄戦は日本で唯一の本土戦だと聞きました。この沖縄の地で軍人や民間人約24万人の方々が亡くなりました。その中には東京など各地から兵士が送られ、地元に帰ることができないまま亡くなったかたもいたと聞きました。二度とこんなことが起きてはいけないと強く思い、学ぶことができました。そして日本人だけでなくアメリカ人兵士が亡くなったことも、忘れてはならないと思いました。

2年3組 増岡 空也

 

 

今回沖縄に行くのは初めてで、洋服にも困ったし、行く前から沢山ワクワクドキドキだったけれど、すごく楽しむことができたので良かったです。ずっとひめゆり平和祈念資料館に行きたかったので、細かくじっくり見られて良かったです。こんなに戦争の状況を伝えてくれることはあまりないだろうし、改めて戦争の怖さや悲惨さ、そして残酷さがわかり、絶対にこんな思いをする人をもう増やしてほしくないと思いました。本当にその現場にいたわけでもないし、見たわけでもないけれど、すごく心が辛く、苦しくなりました。(中略)集団行動ということで、いつも以上に相手のことを考えて行動したり、どうしたら皆が楽しめるのかなどを考えたりしながら動くことができたのは、自分にとって一番の成長だと思いました。この修学旅行を通して、沢山の学びがあったしとても楽しい旅だったので、もう一度沖縄へ行って次は海に行って泳いだりする旅にしたいなと思ったくらい、最高な修学旅行でした。

2年7組 砂子澤 咲々

 

 

 私は今回の修学旅行で、沖縄を通して少しばかりではあるけれど、戦争の残酷さについて知ることができました。戦争に実際関わった場所、建物に行くのは初めてでした。平和祈念公園にはたくさんの名前が刻まれていました。その数えきれないくらいある名前を見ていく程、心が痛くなり、悲しくなりました。大きな被害があった沖縄に直接足を運んだことにより、感じたこと、知ったことなどが多くあり、今までの自分は戦争についてあまりにも無知だったことを思い知らされました。それらを知ることは、私の人生の中でとても貴重で大切なことだと思うので、沖縄に行けたことをとても嬉しく思いました。家に帰った後、家族にその話をしました。すると祖父から、より細かい話を聞くことができました。その話もとても残酷な内容で、沖縄だけでなく日本中で辛いことがあったと考えると本当に恐ろしいです。改めて私は、戦争は起きてはならないと深く思いました。

2年7組 川島 杏菜

 

 

今回の2泊3日の修学旅行では、いろいろなことを学ぶことができました。特に平和祈念公園とひめゆり平和祈念資料館では、沖縄戦争というものがどれだけ恐ろしいものなのかを知ることができました。平和祈念公園では、約24万人の名前が刻まれている石碑を見ました。沖縄戦争でこれだけの人数の人が亡くなっているなんて、恐ろしいです。そのあとに行った平和祈念公園の資料館では、実際に使われていた魚雷や銃などがあり、怖かったです。特に資料館の中にあった不発弾が一番怖かったです。自分が思っていたよりも大きく、これが実際に使われていたと思うと、とても恐ろしいです。ひめゆり平和祈念資料館では、実際に使っていた壕(がま)を見ました。思っていたよりも深く、入るのも大変そうでした。ここに手榴弾や火炎放射器などで攻撃されていたなんて恐ろしいです。

2日目は美ら海水族館と、むら咲むらに行きました。美ら海水族館では日本で一番大きい水槽を見ました。とても大きく迫力があり、楽しかったです。特にジンベイザメはとても魅力的でした。むら咲むらでは、サンドプレートを作りました。貝の配置やどんな文字を書くか決めているときが、一番楽しかったです。自分が作った作品が思ったよりも良いものになったので、家に飾りたいです。最終日の国際通りでは、アロハシャツやシーサーなどいろいろなものを買いました。アロハシャツを買ったおかげで、沖縄をよりいっそう楽しむことができました。また、昼に食べたステーキがとても美味しかったです。とてもやわらかく、また沖縄に行った際にはもう一度食べたいです。このように沖縄では歴史も学び、楽しいこともたくさんあるので、近いうちにまた行きたいです。

2年7組 井澤 琥汰朗

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