校章

東京都立若葉総合高等学校

学校からのメッセージ

校長の写真
校長 山室 俊浩(やまむろ としひろ)

校長あいさつ

自立の心と 個性を伸ばす

若葉総合高校のホームページを御覧いただき、ありがとうございます。

はじめまして。私は、令和5年4月1日付で本校に着任しました、校長の山室 俊浩と申します。創立20周年を来年に控えた本校で、約680名の在校生をお預かりする責任の重さを受け止め、皆様からの御期待に全力でお応えする所存です。どうぞ、よろしくお願いいたします。

本校は、平成17年度に都立で4番目の総合学科高校として開校し、「原石を宝石に、君の個性に輝きを!」をスローガンに掲げ、総合学科にしかない特色ある教育活動を展開しています。

本校の教育目標は、「自立の心と個性を伸ばす」です。この「自立」とは、ただ自分一人で生きていくということではなく、「周囲と様々な関係性を保ちながら、自分らしく生きる」ということを意味します。昨今、成年年齢引き下げや18歳選挙権など、高校生が社会へ積極的に関わることが求められていますが、本校での学びは、「学ぶこと」と「自己の将来を見通すこと」を通して、「将来の社会で自立する学び」の探究と言えます。

本校は3年間を見通した計画的・系統的なキャリア教育を推進し、生徒の興味・関心や多様な進路希望に、きめ細かく対応することができる学校です。カリキュラムに「人間探究」「芸術表現」「伝統継承」「情報交流」の4系列を設置し、キャリア教育の柱となる、「産業社会と人間」や「総合的な探究の時間(マイプロジェクトⅠ・Ⅱ)」と併せて、幅広い学術分野の科目から自分の将来に結びつく「自分だけの時間割」を作成します。自分の将来を見据えて、人と比べることなく、個性を活かした進路選択をします。そのため、生徒の自己実現を支援するキャリア・カウンセラーを配置し、生徒一人一人に対応できる進路相談体制の充実を図っています。本校の教職員も、生徒の夢の実現に向けて一丸となってサポートします。

また、学校生活全般で、生徒の主体性や基礎的・汎用的能力の育成に効果のある様々な取組(ノーチャイム、ノー放送等)や仲間と対話的・協働的に関わる取組が日常的に行われています。

本校の生徒は、学校行事や部活動などを通じて、自校に誇りをもち、学校生活を生き生きと過ごしています。校内には「芸術表現」系列の生徒が描いた絵画や、個性豊かなデジタルアートの作品を数多く展示しています。是非一度、若葉総合高校に御来校いただき、本校生徒の作品を御覧ください。

令和5年度は、新型コロナウイルス感染症からの新たな学校再生に向けて、全校の力を集結し新しい若総の歴史を創造していきます。引き続き、本校の教育活動に御理解と御協力をお願い申し上げます。

東京都立若葉総合高等学校長
山室 俊浩