総文祭鹿児島大会に東京都代表として参加しました!

2024/01/10

文芸部の生徒が、8月1日から3日間にわたって行われた「第 47 回全国高等学校総合文化祭鹿児島大会」に東京都代表として参加しました。文芸部誌部門と散文部門の、二部門です。
大会には全国の高校生が集まり、方言の飛び交う中での交流や小説家の先生の講演など、 様々な企画が繰り広げられました。また、桜島などを巡る文学研修では、風土に根付いた文学を知ることができました。

散文部門に参加した生徒の感想の一部を紹介します。
......「よい小説」とは何だろうか。僕は、東京を発つとき、この問いを抱え、この大会が 答えを教えてくれるのではないかと、期待を抱きながら散文部門の代表生徒として参加した。 結論から言うと、僕にはその答えを見つけることはできなかった。全国の代表作品を読み、言葉を交わし、交流し終えても、「よい小説」を説明できずにいる。でも、僕は別のことを学べた。「よい小説」を僕の中だけで無理に決めようとしなくても良い、ということである。僕は、物書きとして、まだまだ未熟である。逆に言えば、まだまだ成長できる。もっと本を読んで、もっと作品を書いて、もっと高みを目指すことができる。総文祭は、僕に新たな道をもたらしてくれた。本当に、参加できて良かったと思える、貴重な機会だった。 (76期生 3年)