卒業生紹介

写真

令和2年度 機械科卒業 東條 伶

 私は進路活動について、あまり真剣に考えていませんでした。曖昧な気持ちのまま進路活動を始めようとしていましたが、そんな私を見かねて部活動顧問の先生が、いくつかの求人票を持って、アドバイスをしてくれました。
 「この会社は、将来性があるし、君の性格にも合ってるんじゃない?」
 アドバイスを受けたことで、自分の進路希望や方向性がクリアになり、進路活動に前向きに取り組めるようになりました。結果として、別の会社を第一希望としましたが、先生のアドバイスが進路決定の大きなきっかけとなったことは間違いありません。希望が決まってからも、先生から立ち居振る舞い、マナー、文章の添削等の指導を受け、希望の会社に就職することが出来ました。
 現在は、電気工事の施工管理を行っています。配線等の異常が無いようにと、責任の重さを常に感じていますが、その分やりがいも感じられ、充実した毎日を送っています。
 多摩工業高校での3年間で、私は心の底から信頼できる先生に出会うことが出来ました。皆さんも信頼できる先生を見つけて、充実した学校生活を送ってみてください。

写真

令和2年度 電気科卒業 井上 菜乃

 私は高校の教員免許の取得を目指すため、大学進学を選びました。
 進路指導の先生からは、推薦入試で提出する志望理由書と課題作文の書き方や推敲の指導を受けました。完成するまではもちろん、作文の細かい所まで指導してくださいました。
 また、入学後の学習に向けて、数学の先生が勉強会を開いてくださいました。そこで、履修していない内容を学ぶ事ができました。
 現在は拓殖大学の教職課程に申し込み、教職論を始めとした講義を受けています。私と同じ講義を受けている人も多く、友人にも恵まれています。
 大学での講義は、どの教科も高校に比べ、難しいです。しかし、高校での数学の勉強会があったおかげで、周りに置いていかれる事なく講義を受ける事ができています。