校章

東京都立多摩科学技術高等学校

特色

未来の科学者・技術者を目指す

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理系人材の育成

多摩科学技術高校は、理系人材育成に特化した学校です。普通科高校では、理系か文系か将来を見据えて選択するのに対し、本校は生徒全員が理系という前提のもと3年間のカリキュラムが組まれています。

02

受験と研究の両立

普通科の知識は受験だけでなく科学技術科の知識の基盤となります。さらに、専科の実習や研究を通して知識の定着と応用力を伸ばします。年間18回の土曜授業や少人数または習熟度別授業を行い、理系の国公立大学進学に対応しています。

03

SSH
(スーパーサイエンスハイスクール)

国際社会で活躍できる科学技術人材を育成するための教育事業です。本校は文部科学省より、第I期(2012~2016)、第II期(2017~2021)、第III期(2022~2026)と続けて認定されています。

科学技術科4つの領域

1年次は全ての領域を学び、2年次からは自分の好きな領域を選択して学習します。

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BT(バイオテクノロジー)領域

微生物学や植物バイオ、食品化学、遺伝子操作など生物を利用したり、生体のメカニズムを解明したりする領域です。授業では生化学、微生物学、植物バイオ、食品化学、遺伝子工学などを学びます。

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ET(エコテクノロジー)領域

大気汚染や水質汚染などの環境問題に対して化学的に分析し、データ解析から理論的根拠のもと改善策を考える領域です。授業では無機化学、有機化学、物理化学、機器による分析などを学びます。

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IT(インフォメーションテクノロジー)領域

進化し続ける情報化社会において、AIやIoT、ネットワークセキュリティなど、幅広い知識を学ぶ領域です。授業ではシミュレーション、コンピュータグラフィックス、ロボット制御、ネットワークセキュリティなどを学びます。

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NT(ナノテクノロジー)領域

強度試験や解析シミュレーションなどを行い、材料の構造や特性を理解し微細な事象へのアプローチを考える領域です。授業では熱力学、機械力学、流体力学、材料力学、微細加工、CADなどを学びます。

多摩科学技術高校の特色

進路や特色ある授業カリキュラムを紹介します。

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進学型専門高校

本校は進学指導推進校とSSH指定校の二つに指定されています。授業と予習・復習を通じて主体的に知識・技能を習得する進学指導と、自ら課題を発見し、他者と協働して課題を解決するSSHを合わせた、理系に強い進学型専門高校となっています。

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課題研究(2年次)・卒業研究(3年次)

2年次と3年次に実施する課題研究と卒業研究は、本校ならではの授業です。生徒自らテーマを設定し、個人またはグループで研究を進めます。研究報告書の作成や、それぞれ発表会も開催される、実践的な授業となっています。

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授業カリキュラム

複数の授業において少人数または習熟度別授業を実施しています。また、年間18回の土曜授業により理系の国公立大学進学に対応した普通科高校と同等のカリキュラムとなっています。数学概論IやIIは新カリキュラムに対応し、大学受験対策を本校独自の内容で展開しています。

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進路指導

本校生徒の進路の選び方として、大学の研究室を調べて学びたい専門分野を考慮した上で受験に挑む生徒が多くいます。さらに、課題研究や卒業研究の探求した内容を活かし、進路を開拓する生徒もいます。

行事

入学式/遠足/体育祭/アドバイザー授業・アドバイザー講演/サイエンス・ダイアログ/夏期講習/研究室訪問/多摩未来祭/卒業研究発表会/修学旅行/芸術鑑賞教室/冬期講習/課題研究発表会/卒業式

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