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東京都立橘高等学校

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ニュース

2024/02/07 各教科より

電気工事士試験に2名が合格

 第二種電気工事士の下期合格発表が1月26日にあり、3年男子1名が合格しました。上期の3年男子1名と合わせて2名が合格しました。

電気工事技能実習s

  橘高校では、第二種電気工事士取得に役立つ電気工事の授業の他、補習を行っています。

 第二種電気工事士は経済産業省が定める国家資格で、電気工事を行う際に必要な資格です。 一例として、屋内の配線や照明、コンセントやエアコンの設置工事などがあげられます。 この資格を保有する者は住宅に加えて、小規模の店舗や工場の電気工事を行うことが可能です。電気工事業のみならず、電気メーカー、鉄道、ビルメンテ会社など幅広い職種で活躍しています。この資格者は一生仕事に困らないと言われ、太陽光発電などの再生可能エネルギー工事の拡大で、ますます需要が高まることが見込まれます。

 電気工事士の試験に合格するためには、まず筆記試験に合格する必要があります。次に、筆記試験合格者は実技試験に臨みます。実技試験は、40分と言う時間制限の中、与えられた課題の電気設備を完成させることが求められます。電気工事は一つのミスで、死傷者が出たり、火災になる恐れがあるため、欠陥が一つでもあると不合格になります。スピードと確実性が求められるため、補習ではまず基本的な道具の使い方から始めて基礎をしっかり学びます。その後、スピードアップできるように練習を繰り返します。

 今年度からは、筆記試験にパソコンを用いて行う CBT 方式(Computer Based Testing)も選択できるようになりました。あなたも電気工事の授業を選択して電気工事士の資格取得を目指しませんか。
 ものつくり教員 田中