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2023/07/22 舞台表現科
【舞台表現科】第12回定期公演(舞踊専攻)を開催しました
2023年7月5日水曜日に 3年次生を中心に舞踊専攻全員が出演する 第12回定期公演をめぐろパーシモンホールで開催しました
定期公演は 3年次生の3年間の学びの集大成である発表会です
第1部はコンテンポラリーダンスコース 『過ぎゆく時の中で…』というタイトルで4つの作品を発表しました
最初の演目は3年次生による「Emission-発散ー」です
昨年度の前期成果発表会で上演したものをブラッシュアップし 更にしなやかに力強い作品に仕上がりました
次の演目は2年次生による「Growing」を披露しました
昨年度の後期成果発表会で上演した演目で 発表から3か月さらに練習を重ねて前半の「はばたき」と後半の「Gathering」印象の異なる2場面のコントラストがよりはっきりと表現されていました
3年次生による「Voiceー時代の声を聴くー」が今回の定期公演におけるコンテンポラリーダンスコースのメインともいえる演目です
<いつの時代にも起こる悲惨な出来事 私たちは心を痛めながらも前を向き 祈り続ける>
プログラムに掲載された 演目をあらわす一文です
1,2年次生も助演として登場し 3年次生を支えました
踊りにこめられた祈りの気持ちが 客席まで満たしていました
3年間の集大成にふさわしい発表でした
最後に 昨年”全日本高校大学ダンスフェスティバル(神戸)”で奨励賞を受賞した
「甦れ、大地よー『沈黙の春』よりー」を 11期卒業生も加わり上演しました
第2部は クラシックバレエコース『ドン・キホーテより 夢の場 第3幕』です
幻想的な「夢の場」で 舞台の幕は開きます
夢の場ではドルシネア姫をはじめキューピッドや二人のソリストがソロでヴァリエーションを披露し 客席を 幻想的なゆめの森の中に誘います
第3場に場面が変わると 先ほどの森の中とは打って変わって にぎやかなスペインの町が舞台上に現れました
1年次生の”コルテージュ”とは結婚式の参列者のこと 結婚式のめでたい場面を参列者として盛り上げます
2年次生は祝いの踊り”ファンダンゴ”を踊りました
慣れない靴や長いスカート 扇子の扱い に苦労しながらも作品に花を添える立派な踊りになっていました
つづいて3年次生が次々にソロでヴァリエーションを披露して 舞台を盛り上げていきます
主役のキトリが舞台に現れ 盛り上がりは最高潮を迎えます
3年間で培った技術や表現力を惜しみなく披露し 発表会の幕は下りました
【公演情報】
第12回定期公演(舞踊専攻)
会場:めぐろパーシモンホール 大ホール
日時:7月5日17時30分開演
出演:舞踊専攻1~3年次生