校長あいさつ
地域に根ざした伝統校で、志ある友と共に学び、希望の進路を実現しよう!
都立桜町高等学校長 古閑 伸幸
はじめまして、私は令和6年4月1日付けで着任しました。都立桜町高等学校の発展と、生徒諸君の輝かしい未来に向けて尽力したいと考えております。どうぞ宜しくお願い致します。
本校の歴史は、昭和13年に開校した東京府立第十一高等女学校を前身とし、昭和23年新学制により東京都立桜町新制高等学校と改称、昭和25年現在の校名、東京都立桜町高等学校となり、今年度、創立86周年を迎えた地域に根ざした伝統校です。
本校には4つの校訓があります。
1.「自主協調」自主的に行動し互いに協力すること。2.「質実勤勉」中身が充実していて飾り気がなく心身共に強く逞しいこと。3.「先取独創」将来を予測し積極的に挑戦すること。4.「敬愛礼譲」礼を重んじ人の立場尊重し敬い愛すること。を掲げています。4年制大学進学を中心に「希望の進路を実現する」強い意志を持ち、時代を超えて価値がある「品格」と「思いやり」を大切にした立ち居振る舞いができる生徒、時代の進展に応じた「若々しい発想・行動力」を発揮し、「構造改革、科学技術の発展」に寄与できる生徒、即ち、不易流行を理解して実践できる生徒を育成します。
そして、今年度から教育環境の一層の充実を図るため「桜町リニューアル」をコンセプトに、施設改修、ICT機器の充実、地域連携の強化に努めていきます。
前述のとおり本校生徒は、現在約6割の生徒が難関・中堅大学をはじめとした4年制大学への進学を希望しています。また、医療・看護・福祉系を中心に専門学校への進学や、公務員を目指している生徒もいます。このニーズに応えるため、習熟度別授業の実施、一人一人の進路に応じた豊富な選択科目の設定、長期休業中の講習・補習を数多く準備、予備校と提携した土曜講習を実施するなど、きめの細かい指導を実践しています。
本校は、昨年度に引き続き、東京都教育委員会から「エンジョイスポーツプロジェクト指定校」、「海外学校間交流推進校」、今年度新たに「DX加速化推進事業対象校」の指定を受け、専門的な知見を有する外部機関と連携し、誰もが楽しめるスポーツやトレーニング等を実施することで生涯に渡ってスポーツに親しむ習慣を育むと共に、建校153年の伝統を誇る名門北京匯文中学校(日本の中高一貫校後期課程に相当)と姉妹校の提携を結び、オンラインによる交流や、希望者を募った中国研修旅行を実施して、中国語を学び、国際視野を拡げる学習、ICT環境の充実にも取り組んでいます。 また、生徒会や部活動が中心となって、桜新町商店街や自治会と連携して様々な行事やボランティア活動にも積極的に参加しています。
みなさん、桜町高等学校で、志ある友と共に学び、豊富に準備された多くの学びを通して希望の進路を実現しませんか。
来春、みなさんにお会いできますことを、私は今から楽しみにしております。