【２学年】修学旅行事前学習として、本校卒業生から戦時中の桜町高校の話を聞きました！

卒業生の増田陽子さんは世田谷にうまれ、東京府立桜町高等女学校（現都立桜町高等学校）１年生の時に終戦を迎えました。

本日は、せたがや未来の平和館のご協力のもと、増田さんと本校生徒による座談会の形式で、増田さんから戦時中の世田谷地域や桜町高等女学校の様子をお聞きしました。

松本民之助先生の音楽の授業の様子や疎開先の話、桜町高等女学校の体育館が軍需工場として利用されていたことなど、当時の様子について具体的にお話をしてくださいました。

生徒たちも、自分たちが通う桜町高校の80年前のお話に、真剣に耳を傾けていました。

最後に、増田さんから生徒に向けて、「誰もが平等に、人間らしく、のびやかに生きていける社会をつくってほしい。」というメッセージをいただきました。

貴重なお話を聞かせてくださった増田さんに、本校生徒からお礼として花束と校歌の歌唱を送りました。
本校の校歌は、増田さんが在学中に音楽の松本先生が作曲したもので、増田さんも一緒に歌ってくださいました。

増田さん対談3

増田さん花束贈呈

増田さん退場

２学年は来週（10月28日から）、広島へ修学旅行へ行きます。
本日のお話と、広島での平和学習をとおして、戦争の残酷さと平和の尊さを胸に刻んでほしいと思います。