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東京都立桜町高等学校

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2023/10/06 イベント

選択生物の授業でブタの眼球の解剖を行いました。

10月5日(木曜日)、3学年生物選択者の授業で、豚の眼球の解剖を行いました。
授業では3人のグループに分かれて、眼球を2つずつ使い、解剖しました。眼球のまわりについている脂肪や筋肉を、視神経束を切り落とさないよう注意しながら解剖鋏できれいに取り除くことから始めていきます。眼球全体をスケッチし、直径を測り、カミソリやハサミを使って輪切りにします。角膜、虹彩、強膜、脈絡膜、盲班などを観察し、水晶体を新聞紙の上に置いて文字を見たり、水晶体をピンセットでつまんで遠くを見るなど、それぞれの部分の働きについて考察を深めました。ブタの眼球の構造はヒトのものとよく似ているということで、生徒たちはとても興味を持ち、熱心に参加していました。以下は生徒の気づき・感想です。

  • 眼球を輪切りにする際は、思っていたより固く丈夫だった。
  • 水晶体は透明だったが、お湯に入れると変性し白色に変わった。
  • 水晶体を新聞紙の上に置くと文字は大きく見え、水晶体をピンセットで持って遠くを見ると、上下左右が反転して見えた。このことから水晶体(レンズ)が凸レンズになっていることが分かった。
  • ブタと自分の眼球の構造が似ていると知り、親近感がわき、同じ祖先からきているのだと改めて感じた。

 

 

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