2022/07/21 イベント

実習「ブタの心臓を観察する」

夏季講習の一環として、３学年の生物選択者を対象に、本物のブタの心臓を使って心臓の構造や血管の位置、形状の違いなどを観察しました。参加者１０名の中には看護系や生物系の大学を志望する生徒が多く、生物科の先生のデモンストレーションの後、２人で１つの心臓で解剖実習を行いました。糸と針を通してみて、大動脈から左心房につながることを確認したり、大動脈を切り開いて分岐する血管の存在を観察したり、針を差し込んで冠状動脈を探り当てたり…。生徒たちはとても興味をもって先生とやり取りを繰り返しながら、落ち着いて集中した様子で取り組んでいました。教科書などの図を見ているよりずっと心臓のしくみが理解できたのではないでしょうか。　この経験が将来きっと活かされることでしょう。