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東京都立桜町高等学校

第107回全国高等学校野球選手権大会西東京大会

2025/07/21

第107回全国高等学校野球選手権大会西東京大会

令和7年7月18日(金曜日)📍スリーボンドスタジアム八王子
日大鶴ヶ丘 対 都立桜町

都立桜町高校野球部は、伝統ある強豪校日大鶴ヶ丘高校に挑みました。

1回表、初球のデッドボールから流れをつかまれ、エラーや盗塁も重なって、いきなり苦しい立ち上がりに。
4番の犠牲フライと、6番のセンター前ヒットで2点を先制される展開となりました。
それでも、ここからの守りでなんとか踏ん張り、追加点は許しませんでした。
相手のリズムでどんどん進み、点を取られ続けられ、迎えた4回、
この回も四死球でランナーを許す苦しい立ち上がりとなりましたが、ショートが鋭い打球をしっかりさばき、確実にアウトを重ねていきます。
さらにツーベースを打たれ一打追加点の場面となるも、守備陣が集中力を切らさず、落ち着いたプレーでピンチをしのぎ、無失点で切り抜けました。

4回の攻撃、2番・藤森がライト前へチーム初ヒットを放ち、さらに盗塁も成功。
得点には結びつかなかったものの、苦しい展開の中で流れを断ち切ろうとする姿勢が光る場面となりました。

5回表の守備では、相手打線につかまり、この回だけで5本のヒットを浴びる苦しい展開に。
さらにエラーやワイルドピッチも重なり、この回で6点を奪われてしまいました。

それでも、最後まで声を出し合い、なんとか次のアウトを取りにいく姿勢は崩さず。
苦しい中でも一球一球に食らいつくプレーが続きました。

迎えた5回の攻撃、先頭の代打・高橋りくがセンター前ヒットで出塁し、ベンチが一気に沸きました。
続く6番・荻野の犠牲バントでランナーは二塁へ。7番・脇田はフォアボールで出塁し、8番・高橋ゆうきが再びセンター前へ運んで、ワンアウト満塁のチャンスに。

バッターボックスには、チームでバッティングに
最も自信のある1番・笠間。
ピッチャー有利のカウントになりながらも、何球もファウルで粘り、食らいつきました。
最後は惜しくも三振に倒れ、ここで試合終了。コールドでの敗戦となりました。

それでも、最後の最後まで諦めず、1球に全力を込めて戦った選手たちの姿は、本当にかっこよかったです。
これまで積み重ねてきた努力、流した汗、仲間との時間
そのすべてをぶつける覚悟で臨んだ一戦でした。
悔しいことに、これまでやってきたことを全て発揮できたとは言えません。
でも、最後まで諦めず、一球に集中して戦う先輩たちの姿は、間違いなく“桜町の野球”そのものでした。

応援してくださった皆さま、本当にありがとうございました。この悔しさを受け継いで、新チームもまた、一歩ずつ前へ進んでいきます。

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