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2025/07/25 お知らせ
78期 3学年行事①「模擬投票」(リーガルパーク)・②講演「情報のタネのみつけ方」(日本テレビ)・③「多文化共生講演」(明治大学 山脇啓造教授)・④「マイアグワークショップ」(山脇ゼミ有志の皆さん)の報告
①主権者教育「模擬投票」
◆一般社団法人リーガルパークの皆さんにご来校いただき、実際の投票箱を使った模擬投票を実施しました。実際の投票とは異なり、立会演説会と立候補者インタビューのあとに、グループディスカッションの時間を経てから、投票に進みました。
◆生徒の感想です。
・まだ選挙権を持っていないが、雰囲気を味わうことができてよかったです。早く選挙に行ってみたいと感じました。
・本格的な投票が出来たので、選挙権を持つ年齢になることを自覚し、自分が投票するビジョンを持つことができた。
・一度選挙に行ったが、今週もあるので、色々知れてよかった。※都議会議員選挙と参議院議員選挙がありました
・誰が当選するかによって政策が大きく変わるため、自分にとってメリットがある候補者をきちんと見極める必要があると気づいた。
②情報リテラシー講演「情報のタネの見つけ方」
◆日本テレビより櫻井舞さんにお越しいただき、情報収集と情報発信のコツについてうかがいました。
「心が動いたことがタネになる」「考えながら走って調べて、調べながら考える」「アナログにこそ掘り出しものがある。現場に足を運ぼう。人に聞いてみよう」「伝わらなければ意味がないーポイントはブラッシュアップ」など、高校生にとっても小論文やプレゼンに生かせるアドバイスがたくさんありました!ちょうど推薦入試向けのレポート作成に取り組んでいる生徒から「とても参考になった」と言われました。
③講演「多文化共生のまちづくりー外国人住民1割時代に向けて」
④マイアグワークショップ
◆明治大学 国際日本学部の山脇啓造教授が講演にいらっしゃいました。また、放課後に山脇ゼミの皆さんが、無自覚のアンコンシャスバイアスにもとづくマイクロアグレッション(第三者返答など)について、大学生が作ったカルタや映像作品を用いたワークショップを開催してくれました。飛び入り参加も含めて20数名の高校生が参加しました。
◆講演についての生徒の感想です。
・今、日本には外国人が増えてきていて、未来には人口の1割をしめると言われていると知り、外国人を受け入れるといった多文化共生社会にするためには私たちの受け入れに対する意識づくりから始まり、「やさしい日本語」を学んで自ら実践していくことが大切だと思いました。
・外国人住民のうち4割が定住外国人で、アジア系が増えている。大切なことは、文化を尊重しあい、偏見をなくすことである。しかし、現在、言葉や習慣の違いから摩擦が起きている。受け入れる社会や私たちの態勢を改める必要がある。
・「論理国語」の授業で学んだ人出不足と、自治体が外国人を積極的に受け入れる態勢が多文化共生に関わっているんだなと思った。
◆ワークショップについての感想です。
・身近な子にマイアグを感じていたことに驚きました。互いに傷つかないために教養や知識は欠かせない。日本の留学生の意見も聞いてみたい。
・カルタの中で実際に受けたことのあるマイアグの例があって、確かに少し思うことはあったけど、それに慣れてしまっている部分があって、しっかりと相手に伝えようと思った。
・カルタにあった言葉を無意識に使ってしまっているのではないかと怖くなりました。ほめているつもりで言った言葉でも、一回言う前に考えてみたいなと思いました。