高校社会科研究部　金沢合宿

2023/09/01

社会科研究部は８月２１日から２３日の２泊３日の日程で創部以来初の合宿を行いました。

昨年度から取り組んできた部の研究テーマである「地域創生」をより深く追求していくことを目的に、「金沢の成功事例を学ぶ」と題して現地の大学・高校・県庁の方の協力を得て実地調査、研究発表、情報交換などを実施しました。

初日は、現地フィールドワークを重点的におこない長町武家屋敷跡野村家及び旧加賀藩士高田屋敷・金沢市足軽資料館、にし茶屋街及び資料館・妙立寺など観光地を調査し、観光振興にどのように取り組み、実際に外国人が多く集まっている箇所の魅力をどのように引き出しているのかなどを調査しました。

2日目は合宿のメインにあたる現地校の金沢大学の学生や金沢西高校の生徒と合同発表会、情報共有、意見交換を行いました。新幹線開通から現在までの観光立地のねらいや、長期的な視野での発展性などについて本校の発表を踏まえて各自の立場に応じて意見を出し合いお互いに提言をおこないました。

最終日は「金沢商業高校の生徒のガイドで巡る兼六園・金沢城公園案内」を実施し、現地の生徒ならではの視点での各施設の解説に本校の部員も大変喜んでおりました。

合宿3日間を通して猛暑日続きでしたが、生徒はよく活動しておりました。特に地域の魅力を引き出すために現地の方々の創意工夫や高校生の取り組みなど、ハード面・ソフト面問わず観光資源を最大限に活用し、観光客の効用を押し上げようする熱意が地域創生に繋がっているということを今回の合宿で学びました。９月の文化祭での発表に生かせるよう今後も取り組んでいきたいと思います。