第３学期始業式を行いました。

新しい年を迎え、全校生徒が１７日間の冬休みを終えて登校です。久しぶりに友だちや先生と顔を合わせたあと、大地震発災を想定した避難訓練を行い、始業式に臨みました。新型コロナウイルス感染症感染拡大防止の観点から今回も放送による式とし、生徒は教室でお話を聞きました。

 

校長先生からは、

●人間は目標がないとついだらだらと過ごしてしまいがちですので、高校卒業後や将来の夢の実現のために年頭に当たって今年の目標を明確化し、その実現に向けて取り組んでください。

●昨日は成人の日でしたが、人間はいくつになっても完全な大人になりきるわけではないということへの自覚や、常に内在する未熟さと静かに向き合う謙虚さをもてることが、大人になるということだと思います。

●企業活動の目的は利潤の追求であるという考え方を間違えだとは言えませんが、例えばメーカーの仕事は、自社で開発した製品でお客さんの生活を豊かにすること、看護師さんの仕事は、医療行為の補助をするだけでなく、病気で辛い思いをしている患者さんに安心や温かな気持ち、元気をプロデュースすることであると考えると、他者をしあわせにする社会貢献の精神や顧客満足の視点をしっかり持って仕事をすることが、利潤につながっていくのだと思います。

これから社会に出るみなさんは、芦花高校で学ぶ意味や意義をこれらの観点からしっかりと見出して日々の学習に励み、イノベーションや顧客価値、お客さんがお金を払ってでもほしいと思える満足を創り出せる実力や資質、豊かな心を伸長してください。

●１月６日に「都立高校志望予定調査の結果」が公表され、芦花高校を第一志望とする中学校３年生が多くいました。在校生のみなさんが充実した学校生活を送っていることが、中学生に芦花高校進学への夢と希望を与えているのだと思います。

とお話がありました。

 

生活指導主任の先生からは、新型コロナウイルス感染症やインフルエンザの感染症対策に十分な注意を払うこと、よりよい学校生活を求め、一人一人が努力や創意工夫を継続してくださいとお話がありました。

 

表彰では、本校情報科の先生が令和４年度「文部科学大臣優秀教職員表彰」で若手奨励賞を受賞したことが報告され、皆で祝意を表しました。

 

１・２年次生はこのあと、冬休み明けテストに挑みます。