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東京都立芦花高等学校

ニュース

2022/12/23 今日の芦花

第2学期終業式を行いました。

第2学期最後の日、生徒は登校後に大掃除で学校をきれいにし、新年を迎える準備をしました。今の在校生はコロナ禍の影響で全校生徒が体育館に集まって式を行う経験がありません。終業式は体育館で実施できればという思いはありましたが、新型コロナウイルス感染症の拡大によりいつもどおり放送による式となり、生徒は教室でお話を聞きました。
 
校長先生からは、
●日本の所得分布の年ごとの推移では中央値の減少が見られ、消費行動の抑制もあって企業の利益や所得に影響する負のスパイラルがあります。そして、企業はこのスパイラルから脱却するために社員研修に力を入れ、新たなイノベーションを創出できる人材のキャリアアップを支援しています。
●今年の1月に日本経団連が公表したアンケート結果を見ると、採用の観点から大卒者に期待する知識として「文系・理系の枠を超えた知識・教養」が、能力として「課題解決力・論理的思考力・創造力」が、資質として「主体性」が上位を占めており、これらの力は学力の3要素(「知識・技能」「思考力・判断力・表現力」「主体的に学習に取り組む態度」)と一致していることから、みなさんは芦花高校での学びを通して、社会が求める力を身に付けていると捉えることができます。
●生産年齢人口が減少している中、みなさんが力を発揮し活躍できる場面が必ず現れます。そしてそのステージに立つために必要な力を芦花高校でしっかりと身に付けてください。
とお話がありました。
 
教務主任の先生からは、粘り強く取り組むことや今までやってきたことを次につなげることの大切さについて、生活指導主任の先生からは、思いやりの心や愛情、人のやさしさといった直接見ることができないものの大切さについて、進路指導主任の先生からは、モチベーションのしくみとやる気を発揮するための方法について、それぞれお話がありました。
 
表彰では、部活動で優秀な成績を収めた生徒の賞状を読み上げ、その成果を皆で称えました。
 

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