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2025/04/17 トピックス
【2年海洋探究系1次乗船実習②】気仙沼港に向けて出港
4月14日(月)~4月23日(水)の日程で、2年生の海洋探究系の1次乗船実習が始まりました。
大島丸からデイリーレポート(毎日更新)が届きました。
(15日以前のデイリーレポートは、前回更新の【2年海洋探求系1次乗船実習①】でご確認ください。)
①生物調査実習の準備~釣り針づくり~
午前中は、鳥島での底釣り実習で使用する釣り具を作成しました。大島丸の船員さんからレクチャーを受けながら、釣り糸に釣り針を結びつける練習をしました。はじめは細かい作業に苦戦してきれいに結ぶことのできない生徒が多かったですが、何度も練習するうちにすべての生徒が正しい方法で釣り針を糸に結び付け、漁具を完成させることができました。8日目の底釣り実習では、どんな魚が釣れるのか楽しみです。
② 採水実習、水質調査
大島丸のデッキから海水をとり、水質の調査を行う実習を行いました。乗船教官から採水方法の説明を受けたのち、乗船している理科教員の指導の下、水質調査を行いました。水温測定では、気温に比べて水温が低いことから、水温は気温よりも上昇しにくいことなどを確認しました。
③ 寄港地(気仙沼)下調べ
午後は、4日目、5日目の寄港地(気仙沼)についての事前学習を行いました。上陸後の班分けをしたのち、班ごとに気仙沼の歴史や文化(食含む)等について、パンフレットや一人一台端末を用いて調べました。
〈デイリーレポート更新中〉
4月16日(水)気仙沼港に向けて航行中
3日目、いよいよ航海当直に入りました。今回は、8時~12時、12時~16時、16時~20時の4時間交代で当直に入ります。航海当直では、操舵、見張り、位置入れやログ・ブック(航海日誌)への記録を担当します。操舵では、船員や生徒の命を預かる責任から、生徒たちは緊張している様子でしたが、真剣に舵を取り切りました。
操舵以外にも海図に船の現在地を記録する位置入れやログ・ブックへの記録も、探究系を生徒にとっては初めての経験です。はじめは1回の位置入れにも時間がかかりましたが、船員さんの指導のもと徐々にスムーズに記録することができるようになりました。航海当直は夜になっても暗くなっても、ブリッジ(操舵室)を暗くして操舵や位置入れを行います。航海当直を全うした生徒は充実感のあふれる表情でした。
4月18日以降のデイリーレポートは、【2年海洋探究系1次乗船実習③】のページでご確認ください。