校章

東京都立大島海洋国際高等学校 全日制

関東東海地区予選 優勝!! & 全国大会 準優勝!!

2025/08/04

関東東海地区予選 優勝!! & 全国大会 準優勝!!

6月7日(土) 令和7年度 関東東海地区水産・海洋高等学校カッターレース大会 優勝!!

7月26日(土)・27日(日) 第27回 全国水産・海洋高等学校カッターレース大会 準優勝!!

 

関東東海予選

更新が遅くなってしまいましたが、6・7月の活動について報告です。

ゴールデンウィーク明けから学校全体で体調不良者が続出し、5月は思うように漕ぎ込むことができませんでした。不安を残したまま迎えた予選では、全力を出し切り何とか優勝することができましたが、全国大会ではまだまだ通用しないタイム水準であったため、6・7月はフォームの見直しとさらなる漕ぎ込みが必要だと感じられた予選でした。

Image (16)

レースを終えて一礼。

 

Image (15)

毎年本校を応援してくれる土筆旅館さんにて。

 

Image (21)

主幹校の焼津水産高校カッター部の皆さんにお礼?中。

 

 

6月・7月も悪天候、期末考査・3年生の集中実習等々、部活動だけに集中できない中で、部員たちはぶつかり合いながら技術と体力、全国大会への気持ちを高めていきました。

Image (22)

全国大会に向けてのミーティングの様子

 

夏季合宿

3年生の集中実習を終え、7月20日(日)~23日(水)で合宿を行いました。例年と異なり、寄宿舎ではなく学校内での実施であったため2・3年生のみで行いました。慣れない合宿の中、四六時中カッター部の仲間たちと過ごす中で気持ちを高め合い、漕ぎの最終調整を行うことができました。保護者の方・地域の方から飲み物や晩御飯のおかず、デザート等を差し入れていただきました。ありがとうございます!!

Image (4)

Image (6)

合宿中に誕生日を迎えた部員をみんなでお祝い

 

Image (7)

Image (23)

もちろん漕ぎ込みも頑張りました。熱い中よく耐えた!!

 

Image (2)

合宿を終え、全国大会の準備を済ませて離島。ひとまずお疲れ様!

 

 

全国大会

1日のオフを挟んで全国大会へ。

予選・合宿に参加していない1年生も合流し、みんなで全国大会に臨みます。移動日は6:45に東京駅に集合でしたが、1年生を含め全員が時間までに集合できました。約40人の大所帯で京都府宮津市と東京を行き来するのは大変でしたが、全行程を通してトラブルなく遠征を終えられたのは生徒みんなの協力のおかげです。無事会場に到着し、公開練習に臨みました。慣れない艇と風向きが頻繁に変わる海況、灼熱の気温に苦労しながらも、少しでも調整して明日の試合に臨みます。

Image (24)

移動中の列車内にて。

 

Image (10)

Image (11)

宿舎は京都府の青少年育成施設の「マリーンピア」

生活ルール(寝具や食事の準備・片付け等)がありましたが、普段集団生活をしている生徒にとっては日常茶飯事??改めて感心させられました。

 

全国大会1日目

緊張の中始まった1本目のレースは、トーナメント入れ替えのみで敗退チームは出ません。…が、500mの折り返し地点での回頭で本校の艇がブイと接触し、最下位となってしまいました。敗退ではないので原因と対策を話し合い、2本目の準々決勝に臨みました。…が!、対戦した福岡県立水産高校と山口県立大津緑洋高校にタイムで負けてしまいました。各ブロック3位チームの中でタイムが最も速かった1チームが準決勝に進めます。本校は0.524秒差で何とか準決勝に進出することができました。ドキドキハラハラの大会1日目でした。

 

Image (1)

開会式の様子

 

Image (13)

試合前の整列

 

全国大会2日目

前年度優勝校であること、初めての遠征となる生徒もいること、緊張していること、慣れない環境であること、昨日の浮足立った雰囲気を打破するためには今一度チーム全員が一丸となって大会に臨むほかありません。レギュラー、補欠、マネージャー、メンバー入りできなかった上級生、初めて遠征に参加した1年生、立場は関係なく「全員が」勝利のためにできることを考えて行動することが勝利へのカギだと昨晩のミーティングで話し合って2日目を迎えました。

準決勝は関東東海地区予選でしのぎを削った愛知県立三谷水産高校と主幹校である強豪の京都府立海洋高校と対戦をしました。部員全員の決意がタイムに繋がり、前日から20秒近くタイムを縮めて決勝に進出することができました。

決勝はなんと、1日目の2レース目で対戦した福岡県立水産高校と山口県立大津緑洋高校が勝ち上がりリベンジマッチとなりました。決勝レースでは、先ほどの準決勝レースからさらに5秒ほどタイムを縮めることができましたが、すべてのレースを1位で上がってきた福岡県立水産高校が今大会ベストタイムを出し2位となり全国大会の幕は閉じました。

 

Image (25)

全員で一丸となると決めた2日目は全員で整列。

 

Image (27)

決勝レース。奥から山口、海国、福岡。

 

Image (26)

レースを終えて涙を流す生徒たち。この涙にすべてが詰まっています。

 

3年生はこの大会をもって引退となります。

今年の3年生は人数が少ない一方、うまくコミュニケ―ションが取れずお互いの不満が募ることが多い学年でした。このままではダメだと、生徒たち自ら話し合いをするようになったことを今でも鮮明に覚えています。少人数からスタートしたチームを全国準優勝まで導いたのは君たちです。カッター部として頑張った3年間に誇りをもってこれからの進路活動等に臨んでもらいたいです。

結びに、普段の練習や合宿での差し入れや、大会当日の差し入れ、食事確保のご協力、多大なる応援など、保護者の皆さまにたくさんのご支援ご協力をいただきました。生徒たちがのびのびと漕ぐことができるのは、ひとえに皆さまのご尽力あってのことと存じます。本当にありがとうございます!!これからも引き続き応援よろしくお願いします!!

Image