英単語を覚えるのも、セーリングをするのもやることは一緒です。
2024/09/13
英単語を覚えるのも、セーリングをするのもやることは一緒です。
9月11日(水)の練習は欠席者が多く、1艇のみの出艇となりました。
少ない時間ながら、波浮湾内を出て大きな貨物船を横目に見ながら沖で練習をしました。
セーリングは、風上に対して真っすぐ進むことができないので風上を0度として45度の方向から風を受けながら帆に風を当ててジグザグ進んでいきます。
この際の、方向転換を「タック」といい、風を後ろから受けている際は「ジャイブ」といいます。
今日は「タック」「ジャイブ」の精度を上げるために、何度も何度も繰り返し練習を行いました。
まずは風上に向かってタックの練習です。
波のタイミングを見計らって行うことや、船をどの程度傾けるべきか、体重移動のタイミングはよかったかなど救命艇から見た印象とクルーの感覚をすり合わせながら答えを見つけていきました。
このタックを失敗するとあっという間に他艇に引き離されてしまうので、今回うまくいったタックの感覚は忘れずにいてほしいです。
次に、風下に向かってジャイブの練習をしました。
スピンという3枚目の帆をいかにつぶさずに行えるか、スピンの支えとなるポールの付け替えを早くして艇速を安定させられるかがカギとなってきます。
海国が弱いのは風下へのアプローチです。他艇と混戦状態になった際に、勝負に勝つにはまずこのジャイブ動作を完璧にする必要があります。
救命艇から「ジャイブ~」の掛け声とともにジャイブを開始し、「1、2、3、、、、、」とジャイブ完了までの時間をカウントしながら練習を行いました。
「目標7秒で行ってみよう!」と挑戦してみたのですが、なかなか難しく、1艇ですが見えない敵と戦いながら緊迫感をもってできたと思います。
英単語を覚えるとき、漢字の小テスト対策をするときに何度も何度も単語をノートに書いたり、声に出して読み上げたりすると思います。
セーリングも一緒です。タックやジャイブなども何度も何度も繰り返して練習し、間違えたらまた練習して、目をつぶってもできるくらい体にしみこませられるといいですね。
今後も練習頑張っていきましょう。