教育目標・カリキュラム

教育目標・指導の重点

1 教育目標

  • 社会の変化に対応し、生涯にわたって学び続けることができる主体的な生徒の育成。
  • 豊かな情操や感性を身につけ、責任感と規範意識を持つ社会に貢献できる生徒の育成。
  • 自らの在り方生き方を考え、将来への意欲や目的意識を持つ自立した生徒の育成。

2 指導の重点

(1)各教科・科目の指導 

    ★学力向上の取組 授業力の向上を図り、生徒の学力向上を推進する。
  • 数学「数学Ⅰ・数学A」(1年次)、英語「英語コミュニケーションⅠ」(1年次)、「コミュニケーション英語ⅡⅢ」(2~3年次)での習熟度別少人数授業を展開、基礎学力向上と進路に応じた学力向上を図る。
  • 他教科においても進路選択に応じた多様な科目群の充実を図り、少人数授業での丁寧な指導を行う。
  • 体力テスト等を参考に生徒の実態を把握し、授業や行事の質を高め、基礎体力向上に取り組む。
  • デザイン美術系科目群の授業では、生徒の希望進路に応じた柔軟かつ専門的な指導の充実を図る。
  • 福祉系科目群では福祉系大学及び看護保育系等への発展的な進路選択ができるように指導の充実を図る。
  • 看護系及び理系進学希望生徒に対し数学演習や理科に関する科目の授業を一層充実し、展開する。
  • 公民科においてアクティブ・ラーニング等を活用し、主権者教育の推進を図る。
  • 全教科に渡り読書活動を推進し、生徒による授業評価を生かし、言語活動により表現する能力を高める。
  • 学校2020レガシーとして、近隣の特別支援学校との生徒交流を推進する。
  • 教科「人間と社会」の活動報告・発表を通してより良い生き方を探究し行動できる力を育成する。

(2)特別活動の指導

  • 学習指導要領に基づき部活動を活性化し、生徒の積極的な参加を図る。地域との連携にも留意する。
  • 学校行事と委員会活動を通じて、リーダーの育成や自ら進んで協力する態度の育成を図る。
  • 特色ある授業を下地に、ボランティア活動や芸術分野での活動を奨励する。

(3)生活指導

    ★健全育成の取組 全教職員が協力し組織的に規範意識を醸成し、社会貢献できる生徒の育成を推進する。
  • 社会規範を心得て、公共の場や交通機関でのルール・マナーを遵守できる生徒の育成を図る。
  • 相手の立場を踏まえた適切なコミュニケーションや、弱者への思いやりあふれる心を醸成し、いじめ防止の取組を行う。また、特別支援教育や防災教育の充実を図り、地域に貢献できる生徒の育成を図る。
  • 基本的生活習慣の育成と健康づくりを推進し、時間を意識した行動ができる生徒の育成を図る。
  • 本校の生活指導基準や授業規律を守り、時と場に応じた身なりや所作のできる生徒の育成を図る。
  • 自己および他者の命の大切さを伝え、熱中症防止、薬物乱用防止教育及び自殺対策に資する教育を推進する。

(4)進路指導

    ★キャリア教育の推進を重点課題とする。
  • 1年次から生徒一人一人の進路希望に応じて、3年間を見通した柔軟できめの細かい進路学習を展開し、進路目標を1・2年次修了までに90%決定する。
  • キャリアガイダンスの機能の充実を図り、生徒に自分の適性や能力を認識させ、自己実現への意欲と目標実現に向けて努力しようとする態度の育成を図る。
  • 積極的に学校外の教育機関との連携を図り、全校的かつ組織的、並びに計画的に進路指導を実施する。
  • 進路指導室の機能を充実し、生徒が主体的に自己の進路を捉えられる環境を維持・工夫する。

(5)総合的な探究の時間

  • 教科「人間と社会」において道徳教育の充実を図り、地域との連携を深め、社会貢献意識を涵養する。
  • 1・2年次に各進路適性検査2回と基礎力・実力テスト3回及び外部講師による進路説明会及び進路講演会、大学受験体験または看護師体験等を実施する。
  • 自分の将来について等の小論文作成及び人間と社会の他、さまざまな体験等を実施する。
  • 個人面接や三者面談に加え、模擬授業・科目説明会等を実施する。
  • オープンキャンパス参加や職場体験等のプログラムを展開し、生徒の進路への動機付けを明確にする。
  • 専門家等を招いて生徒の主体性を生かした学習を行い、また、レポートや学習成果の発表等を通して自らの進路に応じて課題を設定し、解決に向けて探究・考察することができたか等を評価する。

3 教育目標達成のための特色ある教育活動等

(1) 教育目標達成のための特色ある教育活動

  • キャリアガイダンスでは生徒が次年度の受講予定科目の決定に役立てるため各教科による模擬授業を実施する。
  • 福祉科目では、市民講師を活用したTT授業を実施し、より専門的で理論的な内容を展開する。
  • 年間授業時数を確保し、生徒の確実な学力を保障する。また、国・数・英を中心に自己の基礎学力の確認と学習意欲の喚起に努める。さらに、家庭学習時間の確保と家庭での学習習慣の定着を図る。
  • 講義型の授業科目に加え、関連演習科目群を整備し、入試等に対応できる確かな学力を身に付けさせる。
  • 開かれた学校づくりとして、他校交流教育や学校運営連絡協議会による学校評価及び授業公開を実施する。

(2) 学校週5日制への対応

  • 地域施設の行事に部活動等で参加し、地域住民等との交流を図る。
  • 学校行事を精選し、各行事の充実を図り、生徒に達成感が味わえる指導を行う。
  • 長期休業中を有効に利用し、大学進学や資格試験対策講習及び基礎学力の補充等の充実を図る。

学校のグランドデザイン

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教育課程

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