Q&A
- 単位制高等学校とは、どんな学校ですか?
高等学校には「学年制」と「単位制」があります。
「学年制」は、必履修科目および各校が定める学校必履修科目の2種類の必修科目を学習し、残りの部分を自分で選択します。規定された単位数を修得すると次の学年に進級します。3年(全日制課程)を修了すると卒業が認められます。
「単位制」は、学年制ではないので、厳密な意味での進級や留年はありません。ただし、学年制の学校における「学年」に相当するものとして「年次」を設け、単位の修得状況によっては再び同じ年次に留まる場合もあります。
必履修科目はありますが、多くを選択科目としています。3年間(全日制課程)で決められた単位数を履修・修得することによって卒業が認められます。クラスについては、入学した年次に従って構成されます。- 「単位」とは、何ですか?
- 1週間に50分の授業を1コマ1年間受け、その学習成果が認められると「1単位」を修得します。卒業するまでに必履修科目の履修と74単位以上の修得が必要です。
- 単位制高等学校は、どんな点が良いのですか?
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次のような長所が挙げられます。
- 進学を重視した科目や教養を高める科目など多彩な選択科目が準備されています。
- 時間割は、自分だけのものを作ります。したがって、自分の興味・関心のある分野など、自らの進路実現に向けて学ぶことができます。(但し、時間割編成や科目の履修条件によってはすべて希望通りの科目を選択出来るとは限りません。)
- 選択科目などでは少人数の授業が多くなるので、生徒一人ひとりに目の行き届いたきめ細かい教育ができます。
- 途中で希望分野を変更しても柔軟に対応できます。
- 大泉桜高等学校には、どんな特徴がありますか?
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上記の長所に加え、次のような特徴があります。
- 全日制課程普通科の高等学校です。単位制を活用して進学に必要な科目を集中して学習することができるため、文系・理系大学、美術系大学、福祉系大学や看護学校など多岐にわたる進路が可能であり、生徒の進路実現に力を入れています。
- キャリアガイダンス(進路指導)を授業に取り入れ、入学から卒業まで、継続的に進路指導を行います。
- 選択科目が多くなるため、少人数授業で基礎学力の定着を図っています。
- 3年間、国語・英語を共通科目として配置しています。選択科目は、主要5教科の演習科目に重点をおき、発展的な内容を集中的に学習できる体制を持っています。
- 「美術」関連の科目。この分野では、美術室に加え、デザイン、工芸、デッサンなど、用途に合わせた教室・設備があり、専任教員も多く配置し行き届いた学習環境を提供しています。
- 「福祉」関連の科目。この分野では、介護や手話など実践的な科目も行い、福祉分野を目指す人には最適な学習環境を提供します。また、看護師や保育士を目指す人にもお勧めです。
- 授業は、50分×6時間です。授業をしっかり確保して、落ち着いて学習に臨めます。
- 基本的生活習慣を確立するため、全教員によるきめ細かな生活指導を行っています。
- 部活動に力を入れています。
- ゼミ室(5室)、多目的教室(4室)、自習室、工芸室、デザイン室、福祉講義室、福祉実習室、保健相談室、トレーニング棟、テニスコートなど施設が充実しています。部活動にも力を入れています。
- 夏季休業期間には多くの教科で講習を行い、また希望者対象の勉強合宿を行っています。学習をサポートし、進学に向けた指導も行っています。
- どれくらいの規模の学校ですか?
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一年次が約200名(クラス40名5クラス)、全体で600名規模です。
- 入学試験は、どのような内容ですか?
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毎年10月以降に次年度の入学選抜に関して教育委員会より発表となります。それまではすでに終了した入学選抜に関しての情報となります。ページ下部「入学試験について」のPDF添付ファイルをご覧ください。
- 制服はありますか?
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あります。なお、制服は標準服とは異なり、着用が義務づけられます。
制服の色はグレーを基調とし、夏服・冬服を通じて、ネクタイ(男・女)と3つのリボン(女子のみ)がつきます。(※夏季はリボン・ネクタイの着用は自由です)
女子のソックスは、濃グレー、紺、黒。夏季は白も可。
女子の制服の冬用オプションとしてズボンも着用できるようになりました。
ページ下部「制服について」のPDF添付ファイルをご覧ください。 - 単位制高等学校には、ホームルーム活動などはありますか?
- 中学校と同じように、ホームルームの時間があり、学級担任もいます。また、学年制の高等学校と同じように、学校行事や部活動なども活発に行われています。
- どんな学校行事がありますか?
- 体育祭、文化祭、遠足・修学旅行・校外学習・スポーツ大会や芸術鑑賞教室などがあります。
- どんな部活動がありますか?
- 女子サッカー部、男子サッカー部、女子ソフトボール部、硬式テニス部、バドミントン部、陸上部、剣道部、ダンス部、女子バレーボール部、男子バレーボール部、女子バスケットボール部、男子バスケットボール部、美術部、イラスト部、ボランティア部、現代視覚文化研究部、演劇部、文芸部、吹奏楽部、合唱部、クッキング部、被服部、パソコン部、理科研究部、写真部、アコースティックギター部等が活動しています。
- 学校を見学することはできますか?
- 本校では公開行事等を積極的に行っております。また、見学会・説明会・相談会はホームページ等でご案内いたします。それ以外の学校見学については、事前連絡が必要となります。
電話にて、ご連絡・ご相談ください。 電話番号 03-3978-1180(代表) - 通学はどのような手段がありますか?
電車利用の通学の場合、多くの生徒は駅からバスもしくは貸自転車(大泉学園駅の場合)を利用して通学しています。
(バス)
・バスは大泉学園駅と和光市駅より本校近くまでバス路線が来ています。バスに関して詳しくは西武バスにお問い合わせください。(自転車)
・大泉学園駅には貸自転車(ねりまタウンサイクル)があります。本校生徒も定期利用しています。
・自分の自転車を大泉学園駅付近の駐輪場に止める場合、ほとんどの公営駐輪場は予約待ちになっており、定期で駐輪場を確保するのは難しい状況です。詳しくは練馬区ホームページ等をご覧ください。(徒歩)
・大泉学園駅から徒歩で30分程度です。本校の周辺図や交通案内については、ページ下部「通学について」のリンクをご覧ください。