校章

東京都立大山高等学校 定時制

卒業生紹介

平成31年度(令和元年度)卒業生

堺原 勇一

日本電子専門学校 電気工事技術科

堺原勇一さん顔写真

私は中学校を卒業してから2年間、高校には通わずに仕事をしていました。働いていくなかで、電気関係の資格を取りたいと考えるようになったことと、もう一度勉強に取り組んで知識や教養を身につけたいと思ったことから、大山高校定時制に入学しました。
昼間は働き、夕方からは学校で勉強するという生活は正直、体力的に厳しかったです。また、まわりの生徒との年齢差が気になることもありました。しかし、そういった大変さ以上に、毎日の授業・勉強が面白かったので、頑張ることができました。行事にも積極的に参加し、クラスメイトとも良い関係を築くことができました。
4年間の高校生活は長く、大変なこともありますが、ほかの3年制の学校よりもプラス1年、高校卒業後の進路についてじっくり考えて準備する時間があります。私はこの「1年長いからこその良さ」が大きな魅力だと感じました。
現在は、専門学校に通い、資格取得のための勉強を頑張っています。「学ぶ意欲」と「まわりの人と良い関係を築く姿勢」を大切に過ごした、大山高校定時制での4年間の経験が大きな力となっています。

令和2年度卒業生

寺澤 仁

南信ビルサービス

寺澤 仁さん顔写真

中学3年生のときに学校見学に来て、雰囲気が気に入り、大山高校定時制を選びました。人見知りということもあって、人間関係の面でうまくやっていけるか不安がありました。なじむまで少し時間はかかりましたが、1年生の後半に入ってからは仲の良い友人ができました。規模が小さく、アットホームな学校ということもあって、クラス全員と話せるようになりました。先生たちとの距離感も近いので、相談もしやすかったです。
中学時代は、遅刻や授業中に居眠りをしてしまうことが少なくありませんでした。しかし、学校が始まるまで時間に余裕のある夜間定時制のリズムが自分には合っていて、遅刻することも、授業中に居眠りをすることもなくなりました。また、委員会、学友会、ボランティア、アルバイトなど色々なことに挑戦しました。現在は、都内の小学校で用務主事の代行として清掃業務に携わり、様々な年齢の方と一緒に働いています。
高校での学びや経験は、「どこにでも行けるようにするための準備」であり、卒業するという意志と、自分で選んで入学してきたという責任感をもって、4年間を過ごすことが大切だと思います。