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2024/03/11 小川高校日記

第42回卒業式を挙行しました

3月7日、42期生が卒業しました。

卒業生代表の答辞を紹介いたします。

卒業おめでとう!

 

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 暖かい陽の光が降り注ぎ、桜の蕾も膨らみ始め、春の訪れを感じられる季節となりました。本日は私たちのために素晴らしい卒業式を挙行していただき、ありがとうございます。

光陰矢の如し、真新しい制服に身を包み、小川高校の門をくぐってからあっという間の3年間。入学当時は何もかもが初めてなことに加え、オンライン授業もたくさんあり、友達ができるかどうか不安でしたが、気さくに話しかけてくれる友人のおかげで、好スタートを切ることができました。学年別の体育祭、文化祭、そして1年の3学期に行われた球技大会では、生徒が主体的に運営し、学年がひとつにまとまるきっかけとなりました。

 

2年生。新型コロナウィルスの制限が緩和されはじめ、すべての行事を実施することができました。修学旅行では、広島・京都・大阪方面を訪れました。戦争について深く考える貴重な時間であり、班別研修でも、立案の難しさや自由裁量に伴う責任を学ぶことができました。

そして皆と過ごす食事の時間、入浴の時間、寝る時間も惜しんでの会話は途切れることがなく、楽しい思い出となりました。

特に印象に残った行事は合唱祭です。思うように練習が進みませんでしたが、力強い伴奏が、私たちのやる気を高めてくれ、当日は心を合わせて歌い、入賞することができました。どのクラスの合唱も素晴らしく、一つの作品を作り上げる喜びを共有することができたと思います。

 

3年生。体育祭や文化祭では後輩を引っ張っていく同級生の姿を誇らしく思いました。多くの保護者や先輩方にも来ていただき、最高に盛り上がりました。また、先輩の代からの目標である後夜祭も、先生方や仲間と何度も話し合いを重ねて実現することができました。多くの友人や後輩から楽しかった、という言葉をいただきましたが、これは仲間の協力があったからです。このようなあたたかい仲間にと私たちは進路実現に向けて歩き始めました。

 

私たちはこの3年間、たくさんの方々に支えられてきました。推薦入試のために一人ずつ面接をしてくださった校長先生をはじめ、朝早くから放課後遅くまで、面接やプレゼンテーション、小論文を指導してくださった先生方、放課後や土日の補習をしてくださった先生方。

厳しく温かく指導して下さった部活動顧問の先生方。そして担任団の前原覚先生、渕脇智香子先生、鈴木宏先生、伊藤峰一先生、北村久美先生、赤星昭彦先生、高橋等先生。

先生方は私たちのことを一番に考えて、たくさん相談にのってくださり、よりよい方向に導いてくださいました。また、私たちをここ迄育てあげてくれ、毎日愛情のこもったお弁当を作ってくれ、近くで受験を支えてくれた家族。

3年間失敗や辛い思いをしたこともあったけれど、先生方や家族の支えのおかげで私たちは卒業することができます。本当にありがとうございました。

 

今日私たちは小川高校を卒業して社会への第一歩を踏み出します。これから様々な困難に直面すると思いますが、この小川高校で培ったことを糧として、乗り越えていきます。常に周りの人への感謝の気持ちを忘れず、努力をしてきます。

最後になりましたが、小川高校のますますのご発展をお祈り申し上げ、答辞とさせていただきます。

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