校長あいさつ
令和7年4月に着任しました校長の馬飼野 光一です。どうぞよろしくお願いいたします。この大江戸高校のホームページに訪れていただきありがとうございます。
本校は、チャレンジスクールとして、平成16年(2004年)に開校しました。江戸開府400年という記念すべき年に、江戸の伝統文化が息づく江東区に、江戸の文化を学ぶことができる初めての都立高校ということから、校名に「大江戸」の名が付きました。江戸は、困難な時代を終え、人々が安心して過ごせる安全な太平の世が長く続く中、最先端の豊かな暮らしを実現した町です。その人々のつながりの中で培った文化を大江戸高校も受け継ぎ、生徒が安心してチャレンジできる安全な学校を目指したいと考えております。
チャレンジスクールは、小・中学校で学校になじめず不登校の経験があったり、高校で長期欠席等が原因で中途退学を経験したりして、これまでの学校教育の中で能力や適性を十分に生かしきれなかった生徒が、三部制(午前部・午後部・夜間部)・単位制・総合学科の利点を最大限に生かして、自分の目標を見付け、それに向かってチャレンジする学校です。
人は成功した体験よりも、むしろうまくいかなかったことから多くを学ぶとも言われます。本校は、不登校や中途退学等を経験した生徒を受け入れるとともに、生徒のこれまでの経験を生かし、生徒が「今までの自分」から「これからの自分」に向けて、自分の力を信じ、チャレンジすることができるよう、次のように「教育目標」を定めています。

生徒一人一人が知性、感性、道徳心や体力を育み、人間性豊かに成長し、社会で自立していく力をつけることを願い、
- チャレンジする人間
- 創造的な人間
- 信頼される人間
の育成に向けた教育を推進する
この教育目標達成に向けて、スクールカウンセラー、ユースソーシャルワーカー等、心 理や福祉に関する専門家の方々と連携した教育支援体制を整えています。
また、「情報・ビジネス」「生活・福祉」「伝統・文化」の三系列を設置した本校の教育活動は、保護者の皆様、地域の方々や様々な専門家の方々、そして卒業生等、多くの方々と教職員の連携体制により、生徒のチャレンジを支援し、生徒のチャレンジを引き出すための創意工夫を図っています。
中学生の皆さん、保護者の皆様、本校に少しでも興味・関心を持っていただければ学校説明会等の機会に学校をご覧いただけるとありがたいです。お待ちしております