「?」第64号⑨

2021/04/07

本日は生徒会誌「?」公開第9弾として、専門部のページの後半と同好会をご紹介いたします。

造園部、応用微生物部、醸造部、ソフトテニス同好会の部長及び会長の生徒が執筆した記事を公開いたします。

 

造園部 

造園部は主にフラワーアレンジメントやドライフラワー、押し花の制作をしています。

花材は農場にあるセンニチコウやテイオウカイザイクなどを貰い、アレンジメントやドライフラワー、押し花として使用しています。

フラワーアレンジメントでは季節の花を使い、その時期に合ったアレンジメントを制作しました。

アレンジメントとは違いますが華道で作られる生け花にも挑戦したりしました。

ドライフラワーでは農場から貰ったセンニチコウやテイオウカイザイクなどをドライフラワーにしてそれを使い、

ミニブーケやアレンジメントを制作しました。

押し花ではビオラやパンジーなどを押し花にして、それを使い押し花はがきを制作しました。

今年の文化祭では、たくさんのフラワーアレンジメントを制作する予定でしたが、

コロナの影響でなくなってしまい作品を作る事が出来ませんでした。

活動の範囲は制限されてしまいましたが、みんなで楽しい時間を過ごす事は出来ました。

 

応用微生物部

応用微生物部は、水曜日と土曜日に活動しています。

活動内容として、主に身近な食品に含まれている微生物の研究を行っています。

それを通して微生物の分離、栽培等の実験技術の修得や知識について学んでいます。
今年度は、新型コロナウイルスの影響により、短い時間での活動となってしまいました。

少ない時間の中で部員自ら積極的に取り組んだ結果、様々な微生物の分離に成功しました。

特に、チーズの製造に使用されているカビの分離に力を入れてきました。市販のチーズから青カビ、白カビを分離しました。

その実験を行う上で大量にシャーレを使用する為、部員1人1人が行動をすることや部長の立場として指示をだすのは、難しかったです。

部員の協力のおかげで、スムーズに実験を進めることが出来ました。

今後、分離に成功したカビの性質について知る為にスライドカルチャー法による観察を行っていきたいです。

これらの活動を通して私は、実験技術や微生物の知識だけではなく、あきらめずに部員と協力する大切さを知ることが出来ました。

 

醸造部

醸造部では、この一年間大きな目標を二つ決めて活動してきました。

一つ目は、江戸みその麹を改善することです。

醸造部では、江戸みそをつくり続けてきましたが、麹がかたいという意見をもらいました。

そこから、麹のはぜ込みに問題があると考え、はぜ込みをより良くするために米の蒸煮時間を変えるなど、試行錯誤を繰り返しています。

二つ目は、味噌樽にすみついている酵母を調べることです。

農産高校は理数研究校に指定されており、醸造部では味噌樽内の酵母の種類を調べ、かめさん味噌に与える影響について研究を進めています。

現在では、味噌から酵母を分離することに成功し、その酵母が耐塩性であることを確認することができています。

この二つの目標は着実に進んでいますが、まだ終わっていません。

そのため、これからも活動を進めていき、来年度に引き継いでいきたいと考えています。

他にも今年度の活動では、江戸みそキーマカレーや江戸みそアイスの製造なども行っており、充実した部活として一年間活動してきました。

 

ソフトテニス同好会

どうも!ソフトテニス同好会会長です。

今、ソフトテニス同好会は、ピンチです。部員が合計4人で、そのうち3人が2年生、もう1人が1年生です。

このままだと廃部になってしまいます。ですが、会長考えました。もう一日増やそう、と。

なぜ部員がここまで少ないのか。

活動日が少ないため、みんなの意欲が長く続かず、やめたり、部活に来なくなってしまい、部員が減るのではという結論に至りました。

なので、一日でも増やし少しでも意欲を続かせ、このソフトテニス同好会を存続させるということが次の目標です。

まずは、活動日を増やしていこうと思っています。

また、存続には新一年生の皆さんの協力が不可欠です。

この「?」を見て、少しでもこのソフトテニス同好会を知っていただければ幸いです。