「?」第64号⑧

2021/04/06

本日は生徒会誌「?」公開第8弾として、専門部のページの前半をご紹介いたします。

園芸加工部、穀類加工部、畜産加工部、園芸部の部長を務めた生徒が執筆した記事を公開いたします。

 

園芸加工部

園芸加工部では、ジャムや和菓子、豆腐、こんにゃくなどを作っています。

今年は、コロナウイルスの関係であまり活動することができませんでしたが、その中で和菓子を作りました。

また、大きなイベントである文化祭がなく残念でしたが、数少ない活動の中で3年生が中心となって2年生と1年生と活動できてよかったと思っています。

私たちは普段、ミーティングを行い、何を作るか、どのように作るかを決めてから作っています。

しかし、実際作ってみると、よく作れなかったりスムーズに進まないことが申し訳ないと感じることもありました。

ですが、先生や周りの人の助けもあって楽しく活動することができました。

部長として人をまとめること、部を運営することはとても貴重な経験になりました。

最後に、顧問の先生方、1年生、2年生、3年生のみなさん本当にありがとうございました。

 

穀類加工部

穀類加工部は3年生16人、2年生5人、1年生15人計36人で活動しています。

活動日は土曜日で金曜日までに買い出しをして、次の日にパンや菓子を作っています。

去年の農産祭で3年が引退した後、約1年間部長として部活をまとめましたが、

初めは何もわからない状態でスタートし私がまとめられるのかとても心配でした。

ましてやこんな私が40人近い部員をまとめられるのか。

私が部長をするよりも他の部員がやったほうがいんじゃないかと思ったことも何度かあります。

正直不安しかありませんでした。

それでもここまでやってこれたのは、副部長、キャプテンはじめ三年生の存在があったからです。

困ったら副部長と話しをしてこれからどうするか一緒に考えたり、

作業中やデモの時困ったらキャプテンが助けてくれたり、みんなの支えがあったからここまでできたし、

私の代になってからミスも多くなったり、やり方なども変えてよくわからなくなっていましたが、

三年のみんながカバーしてくれたおかげで、とても助かりました。

みんなには感謝の言葉しかないです。

またコロナのこともあり副部長とキャプテン、副キャプテンには大変な思いをさせてしまったと思います。

本当に一年間お疲れさまでした。

穀類加工部は一年を通して、いろんなパンや菓子を作りました。

また今年はコロナの関係もありパンコンテストは参加しませんでしたが、

昨年度はパンコンテストに参加し、夏休みから応募するパンの制作、練習を始め、

何度も何度も練習を重ねていくうちに、技術を少し磨くことができたのでいい経験となりました。

そして残念ながら私はパンコンテストの書類審査には通りませんでしたが、3年の生徒2人は凄い賞を受賞しました。

見た目、味が綺麗に整っているパンを見て、二人とも凄いなと思いとても尊敬しています。

また、パンだけでなくシュークリームやデコレーションケーキなど少し難易度の高いお菓子も作りました。

今年シュークリームを作ったときはみんな少し戸惑いつつも成功していて、この短期間でみんなよく頑張ったなと思いとても嬉しかったです。

そんなこんなで私たち3年が引退してからは1、2年生が部活を作っていく番です。

1年生は次、先輩になりますね、そのため後輩たちの見本になれるような先輩になって欲しいです。

2年生は後輩たちを引っ張っていけるそんな、責任感のある先輩になってほしいです。

みんなが参加して楽しいと思えるそんな部活を作っていって欲しいです。

最後に私はこの3年間でたくさん学び、経験しました。

不甲斐ない部長でしたがみんなと一緒に部活ができて楽しかったです。一年間本当にありがとうございました。

 

畜産加工部

畜産加工部では肉や卵、乳などを加工しています。

昨年度までの活動としては卵の熱凝固性を利用したゆで卵の固まり方の実験や乳化性を利用した手作りマヨネーズの製造、

文化祭に向けて5㎏の豚バラ肉を塩漬けし、朝の4時から燻煙を行ってきました。

今年度は感染症拡大防止の関係でなかなか部活を行うことができませんでしたが、

体験入部を経て、3人の1年生が入部してくれました。

その為、今は3年生6人、2年生5人、1年生3人の計14人で活動しています。

畜産加工はとても危険なことが多く、生半可な気持ちで行うと大きなけがをすることもある分野です。

しかし、普通では経験できないことや食品についての多くの知識を得ることができます。

そこが私の思う畜産加工の最大の魅力です。

興味のある方は是非、入部を検討してみてください。

 

園芸部

園芸部は主に第二農場と第三農場で活動しています。

今年度は三河島菜やチンゲンサイ、里芋等も野菜や、変化朝顔を育てたりしました。

その他にも、イチゴや大根など色々なものを育てています。

園芸部では先生の指揮のもと、部員達がお互いに助け合って畑の準備をしたり、種をまいたりして、自分たちの力で作物を作っています。

当然、慣れていない作業の方が多いので時には先生の力を借りないと作業が進められないこともあります。

それでも、部員全員で協力して行う作業はどれも楽しく、とても勉強になります。

私が一番大変だった作業はマルチをはる作業です。

機械の扱いに慣れていない上、まっすぐにしなくてはいけないプレッシャーもあり大変でした。

でも、頼りになる先輩方のおかげでゆっくりでしたが上手くマルチをはることができました。

教えてくれる人がいなかったら、きっとできなかったと思います。

園芸部の活動は簡単な作業ばかりではありません。

ですが、難しい作業や大変な作業を乗り越えた先においしい野菜が待っていると思えばその作業の一つ一つが楽しいものになります。

私は園芸部の作業を苦に感じたことは一度もありません。

これからも私は、園芸部で日々成長していきたいです。

園芸部がより良い部活になれるように部員全員で協力して頑張ります。