「?」第64号⑦

2021/04/05

本日は生徒会誌「?」公開第7弾として、文化部のページの後半をご紹介いたします。

フリーライティング部、料理部、和太鼓部、演劇部の部長を務めた生徒が執筆した記事を公開いたします。

 

フリーライティング部 

私達フリーライティング部は自由にイラストや小説を書いたり、部誌の作成を行ったりしています。

部誌は大まかなテーマを決め、それに沿ったイラストや小説を各自で作成し、まとめたものを部活内で配布しています。

その他に、今年はありませんでしたが昨年度の文化祭で部誌やしおり、ポストカードの頒布をし、

来場した方が自由に絵を描けるフリースペースでは沢山の方にご参加頂きました。

また、校内でも絵の依頼を受けることがあり、この生徒会誌「?」の表紙もフリーライティング部の部員が担当しています。

今年は前述した通りフリーライティング部にとって重要な文化祭が中止となってしまいましたが、その分普段の活動を増やすなどして充足させる事が出来ました。

 

料理部 

料理部は現在3年生5人2年生2人1年生3人の計10人で、仲良く活動を行っております。

そんな私達の一年間の活動状況をお話ししたいと思います。

まず、料理部の昨年の活動を簡単に紹介します。

夏にはコンクールに応募してオリジナルレシピを考え実践したり、主な発表の機会となる農産祭にむけて沢山練習してきました。

ですが、今年は新型コロナウイルスの影響により活動が一時期できなくなってしまい発表場所も奪われてしまいました。

それでも再開できるようになり、今は月に1回のミーティングで翌月に作りたい料理や、季節にあった料理をみんなで相談しながら決め、

毎週月曜日に決めたレシピを見て買い出しをし、水曜日に調理しています。

調理を1週間に1回、月に2~3回ほどで色々な料理を作っています。

過去に作ったものはうどんやフルーツゼリー、秋にはきのこパスタ、パンプキンパイなど沢山作りました。

簡単かなと思っていたゼリーは、冷やし足りず完全にゼリーが固まりませんでしたがとても美味しくて、

パンプキンパイはハロウィンにちなんでかぼちゃのスープも作り、みんなでプチハロウィンパーティーをしました。

お菓子を交換し合い、距離をあけながら楽しむ事ができました。

活動時間も短くなってしまった今、みんなと相談してどうすれば限られた時間を無駄なく有効に使えるか協力して考え、頑張って活動しています。

 

和太鼓部

農産高校和太鼓部員は、3年生1人、2年生10人、1年生3人で活動しています。

和太鼓部は、部員の八割が初心者で入部しました。私もその一人です。

新入生や途中入部の方たちにも一から基礎を教えています。

具体的には、太鼓のたたき方や運び方、バチの持ち方、たたくフォーム、基礎打ち、挨拶の仕方などたくさんあります。

最初に新入部員へ教える曲は、「いさみ」という曲です。この曲は、基礎の形がたくさん使われているので、音や言葉で教えていきます。

和太鼓部に今ある楽曲は、先ほどの「いさみ」、だんだんとテンポが速く盛り上がっていく「ぶち合わせ」、

川の流れを太鼓で表現した「清流登り打ち」、太鼓を横にして座りながらたたく「秩父屋台囃子」、

祭りでよく使用されている「東京大音踊」、大中小の長胴太鼓と締め太鼓でたたく「出陣」、

現在大会に向け練習中の「一NEN発起」です。一NEN発起は、出陣と清流の要素を取り入れています。

指導員の先生が来てくださり、その場で部員の意見を取り入れながら曲や振りを作っていきます。

部活動は、月~水の週3回行っていますが、大会や農産祭などの発表会が近づく頃は、金曜日や土日に活動を行うこともあります。

部員の仲はとても良く、面白楽しく和気あいあいと行っています。

和太鼓部には、色々な太鼓があります。

メインとなる長胴太鼓には大中小とサイズがあります。小さくなると音は高くなります。

締め太鼓は、ボルトナットで締める太鼓と、縄太鼓と呼ばれ、縄で締めるものがあります。

また、桶太鼓やチャッパ、鉦、鈴、拍子木など様々な楽器を使います。

太鼓の音色を聞きに来るだけでも歓迎しています。ぜひ、お越しください。

 

演劇部

演劇部では部全体で一つの劇を作り、それを大会や発表会、文化祭などで発表することが主な活動です。

農産高校では脚本も部員が作成し、それに演出や音響をつけ、上演します。

自分たちで劇を一から作ることができ、演劇部の仲間と一緒に意見を出し合い、劇を完成させていくところに演劇部の楽しさがあると思います。

部外の活動では、他校の演劇部も含めた有志の人を募集して様々な高校の演劇部が一緒に劇を作る活動があり、いろいろな刺激を得ることができます。

様々な活動を通して、他人と協力しながら自分の技術などを磨いていくことが演劇部の一番の魅力だと思います。