「?」第64号①

2021/03/16

本校の生徒会誌「 ?」第64号が無事に発刊されました。

表紙は本校のフリーライティング部に所属する生徒が描いてくれました。

中には生活委員会の委員長や部長を務めた生徒が綴った3年間の想いが詰まっております。

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特別に本ホームページ限定で生徒が執筆した一部を公開いたします。

本日は第一弾として生徒会、農業クラブの記事を公開いたします。

 

生徒会役員会報告 

 生徒会では五月に新入生に向けた生徒会の紹介(プリントにて実施)、七月に生徒総会、八月に校長先生との話し合い、

十月に農産高校のキャッチコピーの提案、十一月に生徒会新聞の発行、通常通りの登校が始まってからは定例会を行いました。

今年は「女子制服(スカート)にネクタイを合わせられるようにする」を主な活動内容とし、生徒総会で承認を得て、

服装に関する校則を守ってもらうために代議員会や生徒会新聞による呼びかけを行ってきました。

活動目標として掲げてきた農産祭の代替行事は残念ながら実施できませんでしたが、

今後も服装に関する呼びかけを積極的に行い、スカートにネクタイを合わせられるようにすることを目指します。

 

農業クラブ活動報告

 農業クラブとは、全国の高等学校で農業を学ぶ生徒が自主的な活動を通して充実した学校生活を送るために活動している組織です。

「指導性」「社会性」「科学性」を目標とし、全国に約九万人のクラブ員がいます。農産高校生は全員が農業クラブ員です。

農業クラブ役員は、農産高校生の代表として東京都内の農業高校(園芸高校、農業高校、瑞穂農芸高校、農芸高校)の代表が集まる役員会や

代議員会への参加、意見交換会やプロジェクト発表会、都連盟大会などの大会の準備、運営などを行っています。

役員会で会務事業計画案や予算案など、これからの農業クラブについて話し合いを行い、代議委員会での決定へつなげます。

また、昨年度は農業クラブの活動を伝えるための新聞の作成を行っていました。

  私は約二年間、役員として活動してきた中でたくさんの経験を重ねていきました。

役員会、交流会で他校に赴き学校の見学や交流など、普通では体験することのできないことや、

人前や壇上に上がる機会が増えたことにより発言する力、新聞の作成により人に伝えるための文章を作る力が高まり、

これから先も役に立つ力を培うと同時に色濃い高校生活を送ることができました。

役員それぞれが負担や責任の重い仕事を任されることもあり、大変な思いをたくさんしてきましたが、

各々が頼り、助け合いながら責務を果たしてきました。

 今年はコロナウイルスの影響で各種大会が中止となり、出場予定だった全国大会に行けずとても残念でしたが、

残り少ない任期を全うし、今後の農業クラブの更なる発展に貢献したいと思っています。

 最後に、応援、協力してくださった先生方や部活動の皆さん、本当にありがとうございました。

 

この文を執筆してくれた3年生は先々週に華々しく卒業しました。

しかし、3年生の熱い思いは生徒会、農業クラブの後輩に引き継がれています。

生徒会、農業クラブの活躍も今後お伝えしていく予定ですので、お待ちください。