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2026/08/03 日々農産
GE-NET20【グローカルプロジェクト】マレーシア海外研修4日目
祈りと歴史に触れ、世界とつながる一日
マレーシア海外研修もいよいよ最終日を迎えました。農産高校のGE-NET20は、単なる海外旅行ではありません。現地でしか得られない学びや出会い、そして実地での協働を通して、生徒一人ひとりが世界と地域の未来を考える、本校独自の実践的な学びです。
この日、生徒たちはまずクアラルンプール日本人墓地を訪問しました。

歴代総理大臣も訪れているこの場所には、遠く異国の地で生き、眠る人々の歴史があります。

慰霊碑に手を合わせ、墓域の美化活動に取り組む姿には、農業実習で培った勤労観や奉仕の精神が自然と表れていました。


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目の前にある墓石は、教科書の中の歴史ではなく、確かにそこに生きた人々の記憶。その歴史を自分たちの手で守る経験は、生徒たちの心に深く刻まれたことでしょう。

続いて、白い大理石が美しく輝くホワイト・モスク(マスジド・スリ・センダヤン)を訪問しました。静寂に包まれた神聖な空間の中で、生徒たちは異文化理解の大切さを学びます。

今回の研修では、マレーシアの多様な宗教や文化に触れる機会が数多くありました。異なる価値観や信仰に出会う中で、「違う」ことを恐れるのではなく、「違う」からこそ学べることがあると実感した生徒も少なくありません。世界を知ることは、自分自身を知ることにもつながります。

午後はクアラルンプールから歴史都市マラッカへ移動しました。世界各国の船が行き交い、様々な文化が交差してきた歴史ある土地。この場所に立つと、これまで学んできた世界史が急に身近なものとして感じられます。

世界遺産であるオランダ広場では、赤く彩られた美しい街並みを散策しました。そこで偶然出会ったのは、都立芦花高校の皆さん。遠く離れたマレーシアの地で生まれた高校生同士の遭遇は、「世界とつながる」という言葉の意味を改めて考えるきっかけになりました。

そして旅の最後に訪れたのは、マラッカ海峡に浮かぶように建つ海峡モスク。


青い空と海に包まれた荘厳な景色の中、生徒たちは無事に研修を終えられたことへの感謝を胸に静かに祈りました。

その後は一路クアラルンプール国際空港へ。4日間付いてくださったガイドさん、運転手さんと名残を惜しみながらお別れしました。

この数日間、生徒たちは農業、文化、環境、歴史、宗教、そして世界で活躍する人々との出会いを通して、多くのことを学びました。それは海外に飛び出してこそ得られる本物の学びです。

農産高校のGE-NET20は、「地域を学び、世界を知り、その学びを地域へ還元する」ことを目指しています。
世界を見たからこそ、自分の地域の良さに気づく。 異文化に触れたからこそ、自分らしさを誇れるようになる。 そして、多様な価値観と出会ったからこそ、未来を切り拓く力が育っていく。

今回の研修で得た経験は、生徒たちのこれからの高校生活だけでなく、その先の人生を支える大きな財産になるはずです。
世界を学び、地域を創る。
そんな農産高校の挑戦は、これからも続いていきます。

★興味を持たれた中学生の皆さん、ぜひ学校見学会におこしください!