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2026/02/13 日々農産
【園芸デザイン科】 特別授業 「樹木医の目で見る地域の自然観察」
1年「農業と環境」。
今日は樹木医の佐々木先生と農場で自然観察。
普段は何気なく通り過ぎてしまう自然に、そっと耳を澄ませるような特別授業が行われました。

前半では、佐々木先生から御自身の歩みや“樹木医”という専門職の奥深さについてお話しいただきました。
一本の木を守るために、どれほど多くの学びと経験が必要なのか。
生徒たちは、樹木医への道のりを聞きながら、自然と向き合う姿勢の尊さ、職業としての魅力を真剣に受け止めていました。

後半は圃場へ移動し、植物観察の時間。
ルーペをのぞき込みながら、カラスノエンドウ、ホトケノザ、ナズナなど、身近な“雑草”たちが持つ生き方や特徴を丁寧に教えていただきました。


「この植物は食べられる?食べられない?」という話題では、思わず笑い声があふれる場面も。
特に“ナズナの根は餃子の餡にするとおいしい”という意外な知識には、生徒たちの目が輝きました。
授業の中で心に残ったのは、
「有用植物という言葉はあっても、無用植物という言葉はない。視点を変えれば、役に立たない植物など存在しない。」
という先生の言葉。

足もとにあったはずの草花が、まるで新しい表情を見せてくれたような――
そんな、自然へのまなざしがそっと変わる時間になりました。
生徒たちがこれから歩む日々の中で、今日見つけた“気づき”が、きっと静かに息づき続けることでしょう。