ニュース
2025/01/09 日々農産
専門家による特別授業「樹木医の目で見る地域の自然観察」
園芸デザイン科3年「地域資源活用」の授業では、
樹木医・ネイチャーガイド、庭師として活躍されている佐々木知幸氏を講師として、
地域の自然観察の手法を学ぶと共に、農業や環境に関わる仕事についての見識を深める目的で
専門家による特別授業「樹木医の目で見る地域の自然観察」を実施しています。
講師紹介
佐々木知幸氏 清右衛門代表。樹木医、ネイチャーガイド、庭師。
「散歩で出会うみちくさ入門」など著書も多数。
1980年埼玉県生まれ。造園家・樹木医・ネイチャーガイド。祖母の影響で幼いころから草
花に親しみ、長じて千葉大学園芸学部にて植物生態学を学ぶ。専門性を活かした庭園づくり
や管理に携わるほか、足元の植物を愛でる部活動「みちくさ部」を主宰(現:みちくさ部長)。
鎌倉を拠点にさまざまな自然観察会を開いている。
日頃何気なく目にしている植物ですが、それぞれ生存戦略をもって生きていること、
また、その土地にある植物を知ることで、その地域のことを知ることができる、
そんなことに気付くことができる、大変貴重な機会になっています。
小一時間は座学で基礎的なことを確認。
フィールドではルーペも使って植物を観察。
植物の色々な面白いお話に惹きこまれていく生徒たち。
植物の世界って、本当に魅力と不思議に溢れていますね。
3年生には、農業系高校での学びの仕上げのひとつとして植物の見方を知ることで、
人生をより豊かにするとともに、観察する力を身に付けてほしいと思います。
本校は東京都東部地区唯一の農業系高校です。 食や農、環境、生きものに興味がある生徒、
その知識と技術を活かして 商品開発や地域貢献、六次産業化、国際交流に挑戦したい生徒の入学をお待ちしています。
※本特別授業は専門高校における民間OB等活用事業として実施しています。