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2024/08/10 日々農産
農産高校農業人フェアを開催しました!
令和6年8月2日(金)、園芸デザイン科全生徒を対象に「農産高校農業人フェア」を開催いたしました。
就農に必要とされる知識を生徒へ身につけさせ、進路選択を主体的に考えさせることが目的です。
公益社団法人日本農業法人協会様に御協力いただき、10社の方々が講師として御来校くださいました。
全体会
農業法人協会様による農業法人の経営実態、農業インターンシップの紹介
分科会
千葉県 (有)沼南ファーム 橋本 英介様 水稲130haを経営・ライスセンター業
長野県 合同会社岡木農園 岡木 由行様 長野県須坂市にあるブドウ農家
東京都 株式会社コスモフラワー 山中 謙二郎様 東京都中央市場内の花き仲卸
東京都 株式会社 第一花き 由本 晃赦様 北足立市場 花き卸売
千葉県 株式会社濱田農場 濵田 優様 いちじくを専門とした野菜、果樹の複合経営
茨城県 株式会社野口農園 野口 憲一様 高価格帯の蓮根生産販売、全国の農家からの農産物卸業
茨城県 有限会社アクト農場 関 治男様 野菜生産の請負会社
茨城県 公益社団法人日本国民高等学校協会(日本農業実践学園) 多胡 章弘様 専修学校日本農業実践学園
茨城県 有限会社大地 吉原 陸様 グランベリー大地という観光いちご園
千葉県 有限会社 九十九里ファーム 林 共和様 養鶏、耕種農業、六次産業化
JA全共連 VR体験
生徒達はそれぞれの興味関心に応じ3社を巡り、講師の皆様の熱量溢れる現場の話に惹き込まれていました。
主な感想をいくつか御紹介いたします。
・農家でカフェ事業をしているという話は聞いたことがなかったのですごいと思いました。
・レンコンをアメリカやドイツまで出荷していることを知り驚き、素晴らしい野菜だとわかりました。
・いちご狩り以外にもドッグランなどのサービスを活用して集客につながているのがすごいと思いました。
・オンラインやモニターを使ったブドウ狩りをして遠くの人でも楽しめるイベントにしてる話が印象に残りました。
・「いつものカブは?」と言ってもらえるように、他のカブより美味しいものを作ろうと姿勢に感動した。
・一筋縄ではいかない土地を開墾し、実りある豊かな農地をつくるために多くの時間を費やしたと聞いてかっこいいと思いました。
・今までの3Kでなく、稼ぐ、効率化、簡略化の3Kは素敵で、もっと広まってほしいと思いました。
・これからは農業の多様性について考えながら、稼ぐための戦略について学べる学校に進学したいと思いました。
・私は将来農家になりたいと思っていましたが、今回の話を聞いて一度農場に入ってみるのもよいと思いました。
・将来の選択肢が広がりました、貴重なお話をありがとうございました。
生徒達は学校の授業だけではわからない広い世界を垣間見ることができたようです。
また、稼ぐ農業、かっこいい農業、これからの農業に姿について気付くこともできたのではないかと思います。
講師の皆様、お忙しい中生徒たちのためにお時間をいただき本当にありがとうございました。
※本講演会は、専門高校における民間OB等活用事業として実施いたしました。