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2023/01/08 日々農産
【1年】三河島菜勉強会
12月20日に1年生を対象に三河島菜の勉強会を実施しました。
三河島菜とは、江戸東京野菜の一種で、荒川区の三河島で江戸時代から栽培されていた伝統的な野菜です。
生産が途絶え、一度絶滅したと考えられていました。
しかし、仙台の足軽が参勤交代の際に持ち帰り、宮城県内で栽培されていたことが十数年前に発覚し、里帰り復活することとなりました。
現在荒川区では農地がないため、近隣で地質が似ている農産高校での栽培が平成24年から行われています。
農産高校では、授業での栽培だけでなく、地域イベントで販売、荒川区役所食堂でのアレンジメニューの提供など、幅広く活用しています。
伝統野菜の歴史を学び、実際に栽培することで食のスペシャリストに近づくのではないでしょうか。
農産高校では、金町コカブ等の江戸東京野菜も授業で取り扱っています。
機会がありましたら、是非江戸東京野菜を食べて歴史を感じましょう。