令和７年度「都立高校生等の海外派遣研修」現地レポート３

　本校は「令和７年度都立高校生等の海外派遣研修」における「スペシャライズドプログラム・グローバルイノベーションコース」に選ばれ、４名の生徒がイギリスに派遣されました。派遣された生徒から10月15日・16日の報告が届きました。

「15日はイギリス滞在最後の日でした。午前中ケンブリッジからオックスフォードに移動しそのまま文化体験をし、午後はBritish Airwaysに訪問するというスケジュールでした。朝の集合時間が早かったこともあり、オックスフォードまでの移動中は眠気との戦いを繰り広げましたが、オックスフォードに着いた瞬間、その美しさに眠気など吹き飛びました。その後のChrist Church College 視察ではオーディオガイドがあったこともあり、その長い歴史をより実感することができました。自分もこんな環境で勉強したいと心から思わせてくれるような素敵な場所でした。研修最後の訪問となるBritish Airwaysでは、ユーモア溢れるJimさんという方の案内のもと、その歴史を学びました。現在の飛行機モデルのトレンドやそのブランド力の秘訣に迫ることができ、非常に有意義な体験ができました。また、個人的には自然とモチベーションが上がるようなオフィスにも感動しました。さて、以上で予定されていたアクティビティは終わり、いよいよ帰国となりました。」

「16日、長い移動を終え、少しじめっとした空気に迎えられながら私たちは羽田空港に到着しました。まだ終わってほしくないという思いを抱きながら税関を通り抜け、とうとう閉団式を迎えました。今回の研修を通して私は「まずはやってみること」の大切さを色々な場所への訪問や周りの生徒から学びました。この場をお借りしてこの研修を実施してくれた東京都の方々、私たちを常に優しく導いてくれた先生方、そしてこの研修でともに高め合った武蔵のみんなに心からの感謝を贈りたいです。今回得た経験は人生の大切な糧として私たちの夢につなげていきます。」