2024/01/29 お知らせ

本校生徒が合成生物学の世界大会に、日本チームの一員として参加しました!

　11月1日から６日までフランスのパリで開催された合成生物学の世界大会（i GEM 2023）において、高校２年生平圭祐さん参加の日本チーム「Japan-United」が、高等学校の部門で大賞を受賞しました。

　i GEMのホームページには、「合成生物学は工学の原理を生物システムに応用して自然と調和しながら地球規模の課題に取り組むバイオロジーの開発を可能にする分野」と紹介されています。その最先端の分野に興味のある高校生が、SNSなどを活用して日本各地から集まり、日本チームを結成しました。研究テーマはサフランに含まれる抗うつ成分を微生物に作らせて大量生産し、それを混ぜたクッキーをうつ病の治療や予防に役立てるもので、世界各国から参加した121の高等学校チームの中、日本チームは世界の頂点に立ちました。

　日本チームの発表は、日本経済新聞のWeb記事で紹介されています。https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC2262I0S4A120C2000000/

　詳細は1月25日発売の日経サイエンス2024年3月号にも掲載されています。またi GEMのホームページの大賞受賞者のところから発表のビデオが視聴できます。https://jamboree.igem.org/2023/results#finalists

　本校では、総合的な学習（探究）の時間で「地球学」と称して、中１から高１まで４年間かけて、地球規模の課題解決に関する取組を行っています。また高１で海外語学研修も実施しています。今後も平さんのように、本校での学びを生かして世界で活躍する人材を育ててまいります。